一番オススメの究極のクレジットカード!

SPGアメックスとANAカード!メインで使うのはどちらのクレジットカードが良い?目的に応じて賢く選択!

SPGアメックスとANAカードは両極端な人気クレジットカード

それぞれマイラーには人気もしくは必携のクレジットカードです。
SPGアメックスは、宿泊特化型のカードでありながらもそれ以外にもいろいろなメリットのある大変魅力的なクレジットカードです。
そのメリット・デメリットや少しでもお得に入会する方法はこちらの記事をご覧下さい。

しかしSPGアメックスは年会費も高く、一部には不要論者もいらっしゃるようです。
そんな方は、こちらの記事をご覧いただき、「SPGアメックスは不要!」と再確認下さい(笑)

一方、ANAカードは、ANAマイラーとして、搭乗時のボーナスや陸マイラー活動で欠かせないカードです。
数多くあるANAカードの中で一番のおすすめはANA VISAワイドゴールドカード。
多くのマイラーに支持されている理由等はこちらをご覧下さい。

いずれのカードもマイラーには大人気のカードなので、すでに両方を持っている方はいらっしゃるかもしれません。
そうなると困るのが、「どちらをメインカードとして利用するか?」というです。
それぞれのカードともにメリットが多くありますが、今回はANAマイラーとして「マイルを貯める」「宿泊する」という点から、どちらをメインカードとして利用するのが良いか考察してみたいと思います。

 「ANAマイルをどう貯めるか?」がカギ

マイラーとしての最終的な目的は、「マイルを使って特典航空券(ファーストクラス・ビジネスクラス)で旅行に行くこと」だと思います。(少なくとも私の目的はコレです。)

さらにお金を使わずにホテルに宿泊できれば旅行費用を安くするには大助かりということになります。
SPGアメックスとANAカードを最大限活用すれば、この2つのポイントを両方達成することができるのです。

では、「ANAマイルをどうやって貯めるか?

マイルの貯め方は様々ありますが、一番効率的なANAマイルの貯め方は、ポイントサイトの活用です。今の生活にポイントサイトを活用すれば、年間21.6万マイルを貯めることができます。
もし、まだポイントサイト活動を始めていない方がいれば、この機会にスタートすることを強くオススメします!

ANAマイルの貯め方の基本的な考え方・具体的な方法はこちらをご覧下さい。

メールセミナー形式で順序立ててANAマイルの貯め方を理解したい方は、こちらの記事をご覧下さい。

私自身は 今年前半で30万ANAマイルを獲得、年間70万ANAマイルを目標としています。

MEMO

最終的には100万ANAマイル相当を獲得することができました。

ちなみに私のマイラー活動の基本的な考え方もまとめています。お金を使うことなくマイルは貯めることが可能です。
もし私のように、「お金をかけずにANAマイルを貯めたい」という方は参考にしてみて下さい。

実はANAマイルを貯めるためには、クレジットカード決済が占める割合は非常に小さいです。
クレジットカード決済によるANAマイルは、基本的には100円=1マイル。
年間30万ANAマイルを貯めようと思ったら、クレジットカード決済で3,000万円の決済が必要です。さすがにそれは一般のサラリーマンには無理な話です。。。。

こちらの記事では、「クレジットカード決済だけではマイルが貯まらない」ということを解説していますので、よろしければご覧下さい。

ANAマイルを貯めるならやはりANAカード

そうはいってもANAマイル獲得のためのクレジットカード決済も全体の一部ではありますが、少しでもマイルを多く獲得できることに越したことはありません。
クレジットカード決済に注目してSPGアメックスとANAカードを比較すると以下のようになります。

それぞれのカードの最大還元率は、

  • SPGアメックス 1.25%
  • ANAカード   1.56%

です。

ただし、注意しなければならないのは、最大還元率ということ。最大値を狙うためにはクリアしなければならない条件があります。

SPGアメックスの場合

SPGアメックスの場合は、通常は100円=3ポイント、さらにANA1マイルに移行できます。60,000ポイント単位で移行した場合には、ボーナスマイルとして5,000マイルが追加されるので、60,000ポイントで25,000マイル、つまり1.25%の移行率が達成できます。
考えられるデメリットとしては、最低でも60,000ポイントを貯めないと1.25%の移行率を達成できないので、クレジットカード決済だけであれば200万円分の決済が必要ということになります。

ANA VISAワイドゴールドの場合

ANA VISAワイドゴールドの場合は、最大移行率の1.72%を実現するには、以下の条件をクリアする必要があります。
*詳細はこちらの記事(前述)にて紹介しています。こちらを事前に読んでいただくと、以下の説明が理解しやすくなると思います。
 → コスパと還元率でANAカードを選ぶなら、ANA VISAワイドゴールドカードで決まり!

  • 前年度(2月~1月の12か月間)の決済が300万円以上あり、現在「V3」というステージを達成していること。
  • 毎月の支払の際、「マイ・ペイすリボ」を利用し、金利が発生していること。
  • ボーナスポイントをポイントサイトを通じて、ソラチカルートで移行すること。

ということが必要です。

ですので、ANA VISAワイドゴールドカードを持った瞬間から1.56%の還元率を達成することは難しく、少なくとも来年1月までに300万円以上の決済をし、2月以降に実現できるということになります。

ANA VISAワイドゴールドのさらなる問題点

実は、ANA VISAワイドゴールドカードの場合は、もう1つ大きな問題点があります。それは、上記に記載した条件のうち「ボーナスポイントをポイントサイトを通じて、ソラチカルートで移行すること。が必要になります。
多くのANAマイラーの方は、すでにポイントサイトで積極的に活動しており、東京メトロを経由した通称ソラチカルートも渋滞していることと思います。そうなると、ANA VISAワイドゴールドカードで獲得したボーナスポイントは、ソラチカルートを経由して移行することができず、VISA→ANAという通常ルートを取るしか方法はなく、その場合の移行率は、1.48%が最大ということになります。

貯めたポイントの移行先

ここまでは、SPGアメックスとANA VISAワイドゴールドカードで貯めたポイントをANAマイルへ移行する場合の移行率について検証してみました。
もう1つ大切なポイントは、それぞれのカードで貯めたポイントの移行先、つまりどう活用するかという点です。
ANAカードの場合は、基本的にはANAマイルへ移行するしかありません。正確に言えば他の移行先も存在しますが、ポイントの価値が低くなってしまうので、どうしてもという理由がある場合以外はオススメしません。

一方、SPGアメックスの場合は、もちろんANAマイルへ移行する方法もありますが、他のエアライン30数社に同様の移行率で移行することも可能です(一部例外はあります)。さらには宿泊特化型のクレジットカードであるため、本来のポイントの使い方であるSPG・マリオット系列ホテルでの無料宿泊に利用することができます。

このSPGアメックスのポイントの活用方法の豊富が、SPGアメックスの人気を支えていると思います。

目的や利用状況に応じたメインカードの選び方

ANAマイルを最大移行率で貯めたい

例えわずかでも移行率が高く、ANAマイルを多く獲得したいという方はには、ANA VISAワイドゴールドカードがおすすめです。
わずかとはいっても、年間300万円決済したとすれば、SPGアメックスを利用するよりは10,000ANAマイル以上も多く獲得することができます。前年決済額や毎月の作業が必要になりますが、それだけの価値のありますね。

ポイントサイト活動でANAマイルはそれなりに貯まっているので、ANAマイル以外の使い道としてポイントを貯めたい

ソラチカルートが使えないので、ANA VISAワイドゴールドのANAマイルへの移行率は最大で1.48%。SPGアメックスとの差は300万円決済で約7,000マイルになります。この程度の差であれば、ポイントサイト活動で十分に獲得できますね。とりあえずSPGアメックスにて決済し、ANAマイルの獲得状況や旅行予定などを考慮しながら、移行先を検討できるという点では、SPGアメックスをメインカードとしておすすめします。

SPG・マリオット系列の無料宿泊を獲得したい。

マイルは十分に貯まっているので、ホテルの無料宿泊に活用したい方は、SPGアメックスの一択です。カード継続時には1泊分の無料宿泊の特典もありますので、貯めたポイントと合わせれば、無料で複数泊することが可能です。さらに紹介プログラムにより入会すれば、入会初年度から無料宿泊することもできます。
*紹介プログラムによる入会等については、こちらをご覧下さい。
 

目的によってエアラインを使い分けたい

  • 国内線に少ないマイルで搭乗したいので、British Airlineの特典航空券(JAL運航便)を使いたい。
  • ハワイに特典航空券で行きたいので、ANAよりも席を確保しやすいJALを使いたい。
  • シンガポール航空のエアバスA380のスイートに乗ってみたい。

など、エアラインをうまく使い分けたい方には、30数社のエアラインに1.25%で移行できるSPGアメックスがおすすめです。
状況に応じてポイントを使いわけられるというのは、SPGアメックスの大きな魅力だと思います。

やはりSPGアメックスをメインカードに!

自分自身は春先にSPGアメックスを作った以降、なんとなくANA VISAカードとSPGアメックスを同じように使ってきました。

今回この記事をまとめるにあたり自分自身モヤっとしていたものがクリアになりました。
私自身もSPGアメックスをメインカードに使っていきます。
もしSPGアメックスに興味のある方は紹介プログラムにより入会することで通常30,000ポイントに6,000ポイントのボーナスを獲得することができます。
興味のある方はこちらの記事をご覧下さい。
→ 【SPGアメックス】お得な入会方法