飛行機 対 新幹線
昨年12月に北陸出張に行きました。
大荒れの中の出張でした。。。。。
まだ乗ったことのない北陸新幹線か、はたまたANAで行くか迷いましたが、やはりANAマイラーとしては、「北陸新幹線の誘惑には負けてはいけない」という使命感(笑)で、ANAを利用しました。
これまでも、新幹線が開業するたびに、新幹線対飛行機の攻防は繰り広げられてきました。
新幹線の開業により、廃止に追い込まれた路線も少なくはありません。
また、4時間の壁問題もあります。(「4時間の壁」とは、新幹線で4時間を超える距離になると、飛行機>新幹線のシェアとなるというもの)
3月に開業する北海道新幹線では、この「4時間の壁」がどうなるか、興味があります。(東京から函館北斗駅までは、北海道新幹線最速で4時間2分)
話が少し横道にそれましたが、富山は、北陸新幹線開業により、空港利用者が減っています。
その裏側がダイヤモンド・オンラインに記事として書かれていましたので、紹介したいと思います。
北陸新幹線の陰で危機に瀕する、富山空港の粘り腰
今年3月で開業から1年を迎える北陸新幹線開業。わずか2時間10分~30分程度で首都圏と北陸が結ばれたことにより、開業半年間で利用者はなんと482万人に。前年の特急「はくたか」「北越」と比べて約3倍の伸び(JR西日本調べ)だというから、2015年は“北陸新幹線サマサマな年”だったと言っていい。その一方で、危機に瀕しているのが飛行機だ。
北陸新幹線が開業した昨年3月14日まで、石川県では小松空港、富山県では富山きときと空港が北陸の玄関口として大きな役割を果たしていた。しかし、開業のその日から両空港の利用者は著しく下降線をたどる。小松空港では、昨年夏までに利用者が約3割減少。さらに深刻な富山空港では利用者が約4割も減少してしまった。
こうした状況を受け、昨年8月に冬季ダイヤが発表された際、全日空から両空港に突きつけられたのはこんな現実だった。
「小松―羽田便(ANA)は、来夏ダイヤから1便減便し、5便体制を確保するため、1ヵ月で4500席の上積みが必要」
「富山―羽田便(※ANA便のみ運航)は、来夏ダイヤで(現状の)6便を維持するため、特割運賃以上の利用で1ヵ月に1万500席以上の増加が必要」
2路線のうち、特に厳しい現実を突きつけられたのが富山空港。富山―羽田便を現状維持するためには、1日350席、1便あたり約30席、すなわち利用率約17%の上積みが必要とされたのだ。
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間もなく発表される夏ダイヤに注目したいと思います。
それではまた!