シェーンブルン宮殿
ハプスブルク皇帝の夏の離宮だった宮殿です。
マリアーテレジア女帝やエリザベート皇后(シシィ)の暮らした豪華な部屋の数々が、見学コースになっています。また、ユネスコ世界文化遺産に指定されています。離宮ということもあり、ウィーンのリンクからは少し離れています。とはいっても、電車で少しいったところなので、それほど離れているわけではありません。
宮殿への行き方は、ウィーン地下鉄U-BahnのU4号線、シェーンブルン駅Schönbrunnで下車するのが一番シンプルでわかりやすいです。
ちなみに宿泊先のホテル(グランドホテルウィーン)からは、オペラ座の前の地下鉄入口から入り、4号線のKarlsplatz駅から乗れば、乗り換えなしで行けます。乗車時間は15分ほどだったような気がします。
シェーンブルン駅に到着です。
シェーンブルン駅からは、宮殿入口までは少し距離がありますが、徒歩10分程度です。多くの観光客がいますので、人の流れについていけば宮殿入口までたどりつけます(笑)
観光シーズンには、チケットを買うだけで長蛇の列になるので、事前にネットでチケットを購入しておくことをおすすめします。
ちなみにチケットもいろいろな種類がありますので、事前に内容を確認することをおすすめします。
こちらのチケットを買うと、前回紹介した王宮博物館(シシィー博物館)もセットになっているものもあるので、両方訪れる方にはおすすめです。*我が家が購入したのは、Sisi ticketでした。
公式予約サイトはこちら → https://www.imperial-austria.at/schoenbrunn-palace.html
もし予約し忘れた方はこの方法がオススメです。
チケット売り場にはチケットを買う人で長い行列ができていますが、これは有人カウンターにて券を購入するための列です。
自動券売機も設置されていて、こちらでもチケットを購入できます。ただしクレジットカードしか対応していませんのでご注意下さい。さらに宮殿の見学コース入口付近にも券売機があります。こちらはほぼ並ぶことはないとのことなので、まっすぐ見学コースに向かってみるのも手です。(ただし現時点で引き続き設置されているかは不明です。。。。。)
こちらが宮殿の見学コースの入り口です。開演直後なので、まだガラガラです。
見学する前に手荷物を預ける必要があり、内部は写真撮影禁止になっています。
宮殿内部は小1時間程度で見学が終了です。
その後は、宮殿裏手の広大な庭園を見学します。
一番奥の小高い丘の上には、グロリエッテと呼ばれる建物があります。(写真奥の建物)
ここまでエッチラと歩いていきます。(約15分ほどかかります。)
上まで行くと、宮殿奥には、ウィーンの街並みが見えます。
この敷地内には動物園もありますが、今回はパスします。
庭園を堪能しながら、宮殿まで戻り、来た道を駅まで戻ります。
我が家は8:30の開園を目指してきて、この時点で10:30、約2時間で見学したことになります。
帰る頃には、チケット売り場の外まで長蛇の列ができていたので、時間に余裕のない方は、開園時間を目指していくことをおすすめします。
帰りの電車の様子
ベルヴェデーレ宮殿
シェーンブルン宮殿に行ったのとは別の日に、ベルヴェデーレ宮殿に行きました。
こちらはシェーンブルン宮殿ほど離れてはおらず、リンクの少し外側に位置しています。
ホテルからは、目と鼻の先の停留所から路面電車に乗り5-6分ほどで到着です。
ここが宮殿の入口です。
こちらの宮殿は広大な庭園を挟んで、上宮と下宮の2つの建物があり、上宮は多くの美術品が展示されている宮殿美術館になっています。
そして、この美術館は世界最大のクリムト・コレクションを持っています。
この美術館に展示されている絵画でもっとも有名なのが、グスタフ・クリムトの「接吻」です。
この絵をどこかで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
本物は撮影禁止となっていますが、別のスペースに撮影用のギミックがおいてあり、皆さん一緒に写真を撮っていました。
もちろん我が家も撮りました(笑)
今回は庭園は歩き回らずに、上宮側から眺めたのみ。奥に見える建物が下宮です。
下宮にも行かずに、宮殿目の前の停留所から路面電車に乗ってホテルへ戻りました。
ホテルからの往復の時間も含めて、1.5時間ほどの見学でした。