シェラトンやWESTIN、リッツカールトンといった高級ホテルの上級会員である「SPGゴールド会員資格」を、入会するだけで獲得できるSPGアメックス!
ホテルライフをグレードアップすることができるクレジットカードとして、マイラーに絶大な人気を誇っています。このカードのメリット・デメリット・得する入会方法の詳細についてはまずはこちらをご覧下さい。
このSPGアメックスカードですが、その特徴がゆえに、宿泊におけるメリットに目を奪われますが、マイルを貯めるという点でも、実は凄まじいパワーを持っていますので、その点については紹介したいと思います。
ANA派・JAL派だけでなく、マイルを貯めている全ての人必見です!
ANAカードやJALカードなど航空会社系クレジットカードと併せて持ちたい
ANAやJALなど日系エアラインのマイルを貯めている方は必ず持っている航空会社系クレジットカード(ANAカードやJALカード等)は、それぞれの航空会社を利用する際には、搭乗ボーナスや直営店での割引等、航空会社を利用する際に様々なメリットを得ることができます。
特にANAにおけるSFCや、JALにおけるJGCなど上級会員用のクレジットカードを保有することは、クレジットカードを持つ限り上級会員用の優遇を受け続けることができるため、これらのカードは必ず持っておくべきカードになります。
さらにANAマイルを効率的に貯めるためには、ANA To Me Card PASMO JCB(通称;ソラチカカード)も必要になります。
ANAカードに限りますが、もしまだ入会されていない方は、こちらの方法を使って、より多くのマイルを獲得しましょう!
これらのカードがマイルを貯めるためには必携のクレジットカードになりますが、それに加えて、絶対に持っておくべきカードが「SPGアメックス」だと考えます。
つまり、ANAマイラーに限っていえば、「3枚目のクレジットカードとして持つべきカード」ということになります。(他エアラインのマイラーであれば、「2枚目のクレジットカードとして持つべきカード」です。)
その理由をこれから説明したいと思います。
マイルへの移行上限がない
SPGアメックスにて獲得したスターポイントは、本来(?)の使い方である無料宿泊等に利用することができますが、特典の1つとして、各エアラインのマイルに移行することができます。(他にも様々な使い道はありますが、ここではマイルを貯めるということに注目したいと思います。)
その利用条件として、
- 移行手数料が無料
- 多くのエアラインのマイルに1:1で移行可能(*一部例外あり)
- 20,000スターポイントの移行毎に、5,000マイルのボーナス
- マイルの移行上限がない(*24時間あたりの移行上限はあり)
があげられます。
各エアラインへの移行比率は以下の通りです。
マイラーとして移行する可能性が高いエアラインを個人的な主観により赤字にしてみました。
いずれも1:1の比率でマイルに交換することができます。
20,000スターポイントをそれぞれ20,000マイルに移行し、さらに5,000マイルのボーナスが付くので、1.25倍で移行できることになります。
マイレージプログラム | 移行比率
(スターポイント:マイル) |
---|---|
エーゲ航空 | 1:1 |
アエロメヒコ航空クラブプレミア | 1:1 |
アエロプラン/エアカナダ航空 | 1:1 |
エアベルリン | 1:1 |
中国国際航空コンパニオン | 1:1 |
ニュージーランド航空エアポインツ | 65:1 |
アラスカ航空マイレージプラン | 1:1 |
アリタリア航空ミッレミリア | 1:1 |
ANAマイレージクラブ(全日空) | 1:1 |
アメリカン航空AAdvantage | 1:1 |
アジア・マイル | 1:1 |
アシアナ航空 | 1:1 |
ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブ | 1:1 |
中国東方航空 | 1:1 |
中国南方航空スカイパールクラブ | 1:1 |
デルタ航空スカイマイル | 1:1 |
エミレーツ・スカイワーズ | 1:1 |
エティハド航空 | 1:1 |
フライングブルー | 1:1 |
ゴル航空スマイルズ | 2:1 |
海南航空 | 1:1 |
ハワイアン航空 | 1:1 |
イベリアプラス | 1:1 |
日本航空(JAL)マイレージバンク | 1:1 |
ジェットエアウェイズ | 1:1 |
大韓航空 | 1:1 |
ラタム航空ラタムパス | 1:1.5 |
アヴィアンカ航空のLifeMilesR(ライフマイル) | 1:1 |
マイルズ&モア(ルフトハンザグループ) | 1:1 |
カタール航空 | 1:1 |
サウジアラビア航空 | 1:1 |
シンガポール航空クリスフライヤー | 1:1 |
タイ国際航空ロイヤルオーキッドプラス | 1:1 |
ユナイテッド航空マイレージプラス | 2:1 |
ヴァージンアトランティック航空フライングクラブ | 1:1 |
ヴァージンオーストラリア | 1:1 |
アメックスの代表的なクレジットカードである、アメックスゴールドカードと比較してみると、ANAのみ移行比率は1:1ですが、その他のエアラインは提携会社数が限られる上、1:0.8という移行比率となり、JALを例とする、20,000ポイントを移行すると、16,000マイルにしかならず、かつボーナスマイルも付きません。さらには、移行手数料として1年当たり3,000円+税が別途必要です。(ANAに移行する場合は、さらに5,000円+税が必要)
そして一番大きな点は、ANAマイル移行に限っては、年間8万マイルという上限が設定されていることです。
これらの主なポイントを表にまとめると以下のようになります。
項 目 | SPGアメックス |
アメックスゴールドカード |
ANAアメックスゴールド |
---|---|---|---|
年会費 | 31,000円+税 | 29,000円+税 | 31,000円+税 |
マイル移行率 | 1:1(1:1.25)
*20,000ポイント移行毎に 5,000マイルのボーナス |
1:0.8
*ANAのみ1:1 |
1:1 |
移行手数料 | 無料 | 年3,000円+税
*ANAに移行する場合は、 追加で年5,000円+税 |
無料 |
マイル移行上限 | なし
*24時間あたりの制限あり |
なし
*ANAのみ年間8万マイル |
なし |
移行航空会社 | 34社 | 15社 | 1社(ANAのみ) |
ANAマイルを貯めている方向けに比較材料の1つとしてANAアメックスゴールドカードも入れてみました。
ANAアメックスゴールドカードの場合は、ANAマイルへの移行上限はありませんが、移行率は1:1であり、SPGアメックスと比較すると見劣りしてしまいます。
ANAマイラーであれば、すでに他のANAカードを持っているので、あえてANAアメックスゴールドを持つ(または変える)よりは、SPGアメックスを追加で持つことをオススメします。
こうして総合的に見てみると、マイル移行を考えるのであれば、SPGアメックスが圧倒的に有利ということが理解いただけると思います。
ANAマイラーにしてみれば、「8万マイルなんてなかなか貯まらないから関係ない!」という方もいるかもしれませんが、のちほど紹介する方法を実践すれば、この8万マイルの制限が大きなネックになってしまいます。
アメックスゴールドカードも良いクレジットカードですが、マイラーという点からいえば、ホテル・マイルという両面から、SPGアメックスが最強といえるでしょう!
年間21.6万マイルの上限を解き放つ
ANAマイルを貯めるために最もポピュラーな方法は、ポイントサイトでポイントを貯め、そのポイントをメトロポイントを経由して、ANAマイルに移行する方法です。
ANAマイラーの間では、通称「ソラチカルート」と呼ばれている方法です。
この方法を活用すれば、毎月18,000ANAマイル、つまり年間で216,000ANAマイルを獲得することができます。
ソラチカルートを使った基本的なマイル獲得方法については、こちらをご覧下さい。
もし、ポイントサイトでのポイント獲得や、ソラチカルートを家族の協力も得て複数人で行えば、年間216,000ANAマイルを人数分獲得することも可能です。
我が家も年間432,000ANAマイルへ向けてやっと始動しました。
もちろん、この方法を着実に実践していくことも必要ですが、この後でお話しするSPGアメックスの「紹介プログラム」を活用すれば、1人あたり毎月18,000ANAマイル、年間216,000ANAマイルという上限を簡単に打ち破ることができ、毎月何万マイル・何十万マイルと獲得することも可能です。とある月のマイル獲得実績については、後半部分をご覧下さい。
紹介プログラムの活用
下の記事の後半部分でも紹介しているように、「紹介プログラム」を活用して入会すれば、入会した方には、通常の入会ボーナス10,000スターポイントに追加して、ボーナスポイントとして2,000スターポイント、つまり合計12,000スターポイントが獲得できます。(入会3カ月で10万円以上の利用が条件)
一方、紹介した方には、紹介ボーナスとして10,000スターポイントが付与されるのです。
ここがポイントです。
SPGアメックスを平均して月に1人の方に紹介することができれば、年間で12万スターポイントが獲得できますので、全てマイルに移行すれば、15万マイルを獲得することができます。(移行時のボーナスマイルも含む)
もし毎月2-3名の方を紹介することができれば、年間で30-45万マイル以上も獲得することができるのです。
もしANAマイルに移行するなら、アメックスゴールドカードだと年間8万マイルという上限+移行手数料がかかりますが、SPGアメックスならその点の心配は無用で、好きなだけ無料で移行することが可能です。
JALマイルを貯めている方は、一般的に「ANAマイルに比べて貯めにくい」と言われていますが、このSPGアメックスの紹介プログラムを活用すれば、JALマイルの貯めにくさを払しょくすることができます。
もちろんANAやJALだけでなく、他のエアラインに移行することも可能です。
例えば、シンガポール航空は、自社のエアバスA380やボーイング777-300ERなどのファーストクラスやビジネスクラスを他社の特典航空券に対して開放していません。
つまり同じスターアライアンスのANAマイルをいくら貯めたとしても、シンガポール航空のそれらの上級クラスには搭乗できませんが、SPGアメックスで貯めたポイントの一部をシンガポール航空のマイレージプログラム「クリスフライヤー」に移行すれば、それらの上級クラスに特典航空券で搭乗することができます。
乗ってみたい航空会社や機種、さらには行き先に応じて、スターポイントを好きな航空会社に移行することもできますので、旅の楽しみがさらに増えるかもしれませんね。
もちろん、マイルに移行するだけでなく、無料宿泊でスターポイントを活用することもできますので、エアラインは特典航空券でファーストクラスやビジネスクラス、ホテルは無料宿泊を活用すれば、旅でかかる大きな費用のほとんどをまかなえてしまいます。
もしポイントサイトをうまく活用できれば、航空券やホテル代以外の費用もクレジットカードで払えるものは極力支出ゼロに近づけることができます。
実際のスターポイント獲得状況
さて、上記で「紹介プログラム」の活用等々について書きましたが、実際のところをどうなのかを見せないと説得力がないですよね(笑)
私の場合は4月初旬にSPGアメックスを申込み、長い審査期間を経て4月下旬にSPGアメックスを手にしました。これまでキャンペーンの条件となる3カ月間で10万円の利用をクリアすべく決済に利用し、無事に条件はクリアしました。
一方で、ブログを通じてSPGアメックスを紹介し、また、リアルな知人にも紹介してきました。
その結果として、紹介者としての紹介ボーナスを少しずついただくことが出来ています。
SPGの場合は、毎月16日頃にポイントが付与されます。
こちらは5月16日時点のスターポイント獲得状況です。
10,221スターポイントを獲得しています。(自らの利用分が221ポイント、紹介者としてのボーナスが10,000ポイントになります。)
そして、こちらが1か月後の6月21日時点のスターポイント獲得状況です。
トータルで、89,137スターポイント。
内訳は
- 1,916ポイント →自らのカード利用分(SPG AMEX JP BASE SPEND)
- 67,000ポイント →紹介ボーナス60,000ポイント+入会追加ボーナス7,000ポイント(SPG AMEX JP PROMO BONUS)
- 10,000ポイント →自分の入会ボーナス(SPG AMEX JP PROMO BONUS)
1ヶ月で、8万ポイント弱も増加しています。
やはり大きいのは、紹介者としてのボーナスポイントですね。
これらのすべてANAマイルに移行すれば、11万マイル超となります。(移行時のボーナスも含む)
ANAマイルへの移行は、数日程度で完了しますし、移行上限もないので、マイルを使いたい時にいつでも移行可能です。つまり実質的にANAマイルを持っているのと同じになります。
ちなみにSPGアメックスによるスターポイント以外に、ソラチカルート2名分によるANAマイルやVISAカード利用分のマイルなどもありますので、この1ヵ月ではなんと15万マイル超を獲得したことになります。
仮に1ANAマイル=2円の価値として計算すると、30万円相当になります。
もしANAの特典航空券に交換するとすれば、
- 北米へファーストクラスで1往復(往復15万マイル)
- ニューヨークへビジネスクラスで1.5往復(往復8.5万マイル)
- ハワイへビジネスクラスで2往復(往復6.5万マイル)
- 韓国へエコノミークラスで7往復(往復2万マイル)
できてしまいます。(*いずれもレギュラーシーズンの場合)
北米へファーストクラスで往復すれば、正規料金で250万円程度しますので、すさまじい価値を持つことになります。
たった1ヵ月の期間でこれだけのポイントが獲得できるは、SPGアメックスの優れた紹介プログラムが大きなウェイトを占めています。
この紹介プログラムの活用こそが、すべてのマイラーの方にお伝えしたいSPGアメックスを持つべき理由になります。
来月も今月以上のスターポイントを獲得できる予定です。このペースがずっと続くとは思わないですが、もしかしたら、年間100万マイルを獲得することもできるかもしれないと、ちょっと妄想しています(笑)
ではどうやってSPGアメックスを紹介すればいいの?
本当は多くの人に対して、ブログやSNSを使ってSPGアメックスの魅力を伝え、知り合いになった上で紹介するのがベストです。
もしすでにブログやSNSをやられている方は、自分の体験をもとにSPGアメックスの魅力を伝えてみてはいかがでしょうか?
共感して、「自分も入会しよう!」と思ってくれれば大成功です。
もしブログやSNSなどを使われていない方は、是非周囲のリアルな知り合いの方にすすめてみて下さい。
周囲には、マイルを貯めている人が意外といたり、国内・海外を問わず旅行にいっている旅好きの方がいるはずです。
そういった方に、SPGアメックスを持つことにより得られるメリット・デメリット・得する入会方法を伝えてあげましょう。
年会費の高さに躊躇するかもしれないのですが、そのことを逆手により、「年会費31,000円のクレジットカードに入会したんだけど・・・・」と話をはじめ、そこから興味を引くという方法もあるかもしれませんね。
まだSPGアメックスに入会していない方は、まずはSPGアメックスに入会することからスタートです。
紹介プログラムによるSPGアメックスの入会方法
紹介した側にも10,000スターポイントが付与されるので、もし周囲にSPGアメックスを持っている方がいれば、紹介をお願いしてみてはどうでしょうか? 喜んで紹介してくれると思います。
もし、周囲に対象となる方がいなければ、喜んで紹介させていただきますので、以下のバナーから申し込んで下さい。すぐに紹介専用ページのURLをご連絡いたします。(アメックスの規約上、ブログ等不特定多数の方に紹介用のURLを紹介できないため)
*個人情報の入力は不要です。
繰り返しになりますが、SPGアメックスは宿泊という面でも十分に魅力的なクレジットカードですが、マイルを獲得するという面でも、航空会社を問わず大量のマイルを獲得できる可能性を持っています。
一見すると高い会費に思えますが、マイル獲得ツールという側面もあり、このクレジットカードを持つことで上限なくマイルを貯めることができるということは、すべてのマイラーにとって大きな魅力です。
SPGアメックスの優れた紹介プログラムを活用して、紹介した方とWin-Winの関係を築き、自らもスターポイントを利用して、無料宿泊や特典航空券を使った旅を楽しみませんか?
この記事を読んで少しでもSPGアメックスに興味を持っていただけたらと思います。