SFC取得後、2.5年経過
2013年の出張によるSFC修行の結果、2014年に晴れてプラチナ資格を得て、すぐにSFC(スーパーフライヤーズカード)に入会し、約2.5年が経過しました。
晴れてSFCを取得すると、プレミアムメンバーとしての各種特典が利用できます。
SFC、SFC修行とは?
SFCとは、Super Flyers Cardの頭文字をとって、SFCと呼んでいます。
ANAで1年間(1月~12月)に多くの搭乗をした方に与えられる上級会員制度があり、そのうち、Diamond、Platinumという資格を得た方だけが入会できるクレジットカードがSFCであり、このSFCというクレジットカードを持ち続ける限り、永続的に上級会員の資格が持てるという非常にメリットのある制度です。
この制度は、実際に飛行機に搭乗して得られる「プレミアムポイント」を積み重ねることでした得られません。
ANAの場合は、プレミアムポイントを50,000ポイントでプラチナステータス、100,000ポイントでダイヤモンドステータスを得ることができます。イメージとしては、東京・大阪間を25往復でプラチナ、50往復でダイヤモンドという感じです。
このため、これらのスタータスを達成または維持するために飛行機に搭乗しまくることを、「修行」と呼びます。
(「マイル修行」とか「ステータス修行」などども呼ばれます。)
修業に人気のある路線は、東京・沖縄などの長距離路線で、現地についても空港から出ることなく、折り返し便でまた戻って来る。場合によっては、一日で東京・沖縄を2往復するなどして、プレミアムポイントを貯めるということが行われます。ですから、行きの飛行機のCAさんと帰りの便も同じになり「お帰りなさい」などと言われる「修行僧辱め」を受けるなんてことも(笑)
多くの人は、プラチナステータスを得ることによって入会することができるSFCを目指すことから、「SFC修行」と呼び、これらの修行を行っている人を「修行僧」なんて呼んだりもします。
私の場合は、出張メインでSFCが取得できたので、非常にラッキーだっと思います。
上記はANAの例ですが、もう一方の雄「JAL」でも同様の制度があり、上級会員になると入会できるクレジットカードが「JAL Global Club」(通称;JGC)であることから、「JGC修業」と呼ばれています。
JALの制度の詳細については、こちらをご覧ください。
参考
JAL Global ClubJapan Airline
芸能人で言えば、ジャニーズの風間俊介さんが、JALの修行を行っているということが良く知られていますね。風間さんの場合は、JALの最上級ステータスであるダイヤモンドの資格を維持するために飛行機に乗りまくっているようです。
主なサービス
*それぞれの詳細については、こちらのページをご参照下さい。
参考
ANAプレミアムメンバーwww.ana.co.jp
- プレミアムメンバー専用サービスデスク
- ラウンジの利用
- 座席クラスのアップグレード
- プレミアムエコノミーへの変更
- 国内線座席指定の優先
- 予約時の空席待ちの優先
- 国際線特典航空券の優先
- 優先チェックインカウンターの利用
- 手荷物受取の優先
- 手荷物許容量の優待
- 専用保安検査場の利用
- 優先搭乗
- 空港での空席待ちの優先
- マイカー・バレーの優待
- 羽田空港駐車場の優先予約
- 香港国際空港の優先レーン
- アップグレードポイント
- フライトボーナスマイル
- マイルからANAスカイコインへ特別倍率で交換
- アップグレードポイントからANAスカイコインへの交換
- IHG・ANAホテルズグループジャパンでの優待
- スーパーフライヤーズ会員オリジナルネームタグ
- プラミアムメンバー限定のANAセレクション
- ライフスタイルマガジン「ana-logue」
- 会員限定手帳・カレンダーのプレゼント
なお、これらのサービスは、年会費を払ってSFC会員でいる限り継続できます。(システムの変更がなければですが・・・・・(笑))いやいや、たくさんの特典がありますね。
項目を羅列しましたが、この中で、ほぼ陸マイラーの私が実際に使ってみて、メリットと感じているものをランキング形式でお届けします。ご自身だとどれがメリットに感じますか?
個人的ランキングの発表
No.5
手荷物許容量の優待
国内線の場合は、預入手荷物(スーツケース等)の重量が、通常より+20㎏となります。
我が家の場合、旅行に行く際は、スーツケースの個数を増やさず、1つのスーツケースに入れられるだけ入れるので、通常の20㎏だと結構厳しい重量です。それが+20㎏となるとよほどのことが無い限りオーバーすることはないので、非常にありがたいサービスです。ちなみに国際線の場合は、個数が+1個となるのですが、そこまで大荷物で旅行に行くことはないので、今のところは関係がないです(笑)
もし要望できるなら、国際線の手荷物許容量を、エコノミー利用時にもビジネスクラスと同じ容量までOKと改善してもらえるとありがたいですね。個数は増やしてもらわなくてもOKなので、せめて重さを32キロまでとして欲しいです。
No.4
専用保安検査場の利用
国内線であればプレミアムチェックイン、国際線であればゴールドトラック等が使えますので、特に混雑時期に利用する場合は、時間を有効に使えます。朝の羽田空港などは多くの人が利用するので、8時代などはものすごい混雑です。このような中、プレミアムチェックインを利用できるので、ここでかなりの時間を節約できます。でもたまに入ってみたら意外と混んでたなんてこともあります。外からは見えないですからね(笑)
羽田空港第2ターミナルなどは、プレミアムチェックインがラウンジに直結していますので、導線が短くて嬉しいサービスです。大阪行きだと、ゲートの真ん前ですしね。
No.3
手荷物受取の優先
Priorityタグが付けられ、早めに荷物が出てくるので、その後の行動に素早く移れるのはありがたいです。特に国際線だと、入国審査等で長蛇の列になることが多いので、早めに列に加われるので時間を有効に使えます。多くの方がキャリーバックを機内に持ち込むのは、荷物が出てくるのが遅いのが原因ですよね? 私は身軽なのが好きなので、このメリットを享受して、手荷物として預けちゃってます。
No.2
ラウンジの利用
特に国内線搭乗の場合には、空港には早く着くことが多いので、ラウンジにて搭乗間際までリラックスできるので、良いですね。ビール好きの自分としては、全国各地のラウンジでご当地ビール(札幌ならサッポロクラシック、沖縄ならオリオンビール)が飲めますので(笑)
一番メリットを感じたのは、搭乗機が使用機材到着遅れにより遅延した時でしょうか。延々と搭乗ゲート付近で待つことなく、ラウンジにてアナウンスがあるまでゆっくりビール飲んでられますので。でも、あまりにも遅延すると、ビール飲み過ぎてしまいます(笑)
No.1
国際線特典航空券の優先
やはりこの特典が一番ありがたいですね。空席待ちの順位は、ダイヤモンド会員の次となります。なので、仮に10人空席待ちがあったとしても、自分と同じまたは高いステータス(ダイヤモンド・プラチナ・SFC)の人がいなければ、10人抜きで空席が取れてしまいます。実際に夏休み等の混雑時期でも、これまで100%希望通りの便が取れています。
もちろん、ダイヤモンドメンバーには劣りますが、陸マイラーとしてマイルを貯め、特典航空券で海外旅行に行く身としては決して手放せないサービスです。
番外
プレミアムエコノミーへの変更
まだ利用したことがないので、番外としていますが、特に欧米にエコノミー行くようなケースが出てきたら、ランクインすることでしょう。最近は、特典航空券でビジネスクラスが定番なので(笑)
個人の思いをツラツラと書いてしまいました。
SFC取得するためには、お金が必要です。でもマイルを貯めて、スカイコインに変えれば、その負担も大幅減。自己負担ゼロでも可能です。そのマイルを貯める方法は、こちらを実践して下さい。