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ANAのフライトにLCCよりも安く乗る裏技!この方法だと全国どこへでもANAに乗って安く行くことができる?

飛行機に乗るなら少しでも安く乗りたい!

旅行や帰省など自分で飛行機のチケットを買う場合、「少しでも安く買いたい」と考えるのが普通ですよね。

日本の国内線で考えれば、一般的には、

  • ANAやJALなどのFSC(フル・サービス・キャリア) → 航空券は高め
  • JetStarやバニラ、ピーチなどのLCC(ロー・コスト・キャリア) → 航空券は安め

というイメージがあるかと思います。

でも、LCCの場合、首都圏発着の場合は、成田空港であったり、行先が限定されていたりと目的によっては、使いずらいことがもあります。

使いやすさや便利さを考えると、どうしてもANAやJALを利用するといった方も多いかと思います。

ANA国内線の料金体系

ANAを例に国内線の料金体系を見てみたいと思います。最近はいろいろな運賃種別が出ていて、少しわかりにくい部分もありますので、主な部分だけ紹介したいと思います。

  • 普通運賃 : フレックス、ビジネス切符
  • お得な運賃: ANAバリュー、ANAスーパーバリューなど

「普通運賃」は、値段が高めではありますが、直前で購入できたり、便の変更が出来たり、マイルの積算率も100%であったりと値段が高いなりのメリットがあります。

一方「お得な運賃」は、早く買えば買うほど安い種類のチケットを買うことができますが、一方で便の変更ができない、マイルの積算率が低いなどのデメリットがあります。

予定が決まっていて便を変更する可能性が低いのであれば、できるだけ早く購入すれば、それだけ安くチケットが手に入るということになります。


参考
お得な運賃www.ana.co.jp

ANA東京・沖縄間の料金は最安値で片道10,000円程度

ANAの羽田・沖縄(那覇)便を例として見てみると、片道の通常料金が45,690円に対して、一番安い料金だと10,190円と約22%の値段で買うことができます。(12月中旬の土曜日出発の例)

ただし、最安値の便だと空席残が少なく、かつ時間が午後便なので、観光等で行くならば、ちょっと使いづらいですよね。

時間を有効に使えるという点で、朝の便を見ると、16,790円という値段になります。

1ヶ月前以上から予定を立ててチケットを確保すれば、これだけ安くチケットを購入することができます。

仮に復路も同じような値段でチケットを購入すれば、33,000円程度で往復できることになります。

LCCの場合、同じ東京・沖縄間の料金は片道9,890円

こちらは同じ日でLCC(スカイマーク)の料金を検索したものです。

最安値は、夕方の便で1万円を切る、9,890円となりますが、朝の便で見てみると、14,000円前後という値段になります。

参考にしたのは、格安航空券予約サイトの「skyticket」になります。

参考
skyticketskyticket.jp

最終的には、現地での都合により、便利な時間を取るか、安いチケットを取るかの選択になるかと思います。

ただ、同じ時間で比較すると、LCC(スカイマーク)の方が、片道あたり3,000円ほど安い値段となります。

ANA便でもLCCと同程度または安くチケットを確保する方法は?

こちらの画面を見て下さい。

いつも見慣れている画面とは違って、価格がUSD(米ドル)表示になっていますが、ANA公式サイトで最安値は101.8ドルとなっています。

先ほど、ANAでの運賃を調べた場合には、同じ便で16,790円でしたが、101.8ドルを1ドル=113円として換算すると11,500円となり、同じANA便なのに、片道あたり5,000円ほど安く購入できることになります。

何故でしょうか?

その理由をこれからご紹介したいと思います。

ANAの海外サイトで購入できる料金体系

その理由は、ANAの海外サイトで購入可能な「ANA Discover Japan Fare」という料金体系だからです。

似て非なる2つの料金体系

実は名前が似ていますが、「ANA Discover Japan Fare」と「ANA Experience Fare」という2つの料金体系があります。

ANA Experience Fare

こちらの「ANA Experience Fare」はANAの海外サイトから購入可能なチケットですが、実はその購入条件が厳しく決められています。

  • 日本国外に居住していること
  • 日本以外のパスポートをお持ちの外国籍の方、または日本のパスポートを持っていて海外永住権を持っている方
  • 日本国外発日本着→日本発日本国外着の国際航空券(他航空会社含む)を持っている方

つまり、海外から日本に来ている観光客を対象としたチケットになります。

ですから、我々のような日本に住んでいる日本人は利用不可ということになります。


参考
ANA Experience JAPAN Farewww.ana.co.jp

ANA Discover Japan Fare

一方、「ANA Discover Japan Fare」には購入条件がありますが、「ANA Experience Fare」ほど厳しい条件はありません。

  • ANA海外ウェブサイト、日本国外のANA各支店、日本国外の旅行会社でご予約・ご購入を完了すること
  • ご購入は出発7日前まで、または、予約完了後24時間以内のいずれか早い方までに行ってください

つまり、こちらはANA海外サイトでの予約購入か海外での予約購入が必要なだけで、国籍や居住地は問われません。つまり普通に日本に暮らしている日本人もANA海外サイトで予約・購入すれば対象となるのです。


参考
ANA Discover Japan Farewww.ana.co.jp

具体的な購入方法をこれから説明します。

ANA Discover Japan Fareでチケットを購入する方法

「ANA Discover Japan Fare」のチケットを購入するためには、ANAの海外サイトから購入すれば良いわけですから、ANA上の画面で、Websiteの場所を海外にしてしまえば良いわけです。

通常のANAサイトの画面

まず、普段のANAのサイトはこのような画面になっています。

矢印部分が「JAPAN」となっているはずです。

ANAのWebsiteの場所を変更

上の画面で、矢印の「JAPAN」の部分をクリックすると、Websiteの場所を変更することができます。

下の例では、Websiteの場所を「アメリカ」に変更してみます。
(他の国に変更することも可能ですが、通貨等がわかりやいので、今回はアメリカとしてみました。)

言語は、「日本語」のままで大丈夫です。

ANAのWebsiteの場所が「アメリカ」に変更される

そうすると、矢印部分が「USA」と変更されました。

目的地や搭乗日を選択して予約

あとは、矢印部分に必要な項目を入力し、実際に搭乗便を検索して予約することになります。

ANA Discover Japan Fareでチケットを購入するメリット

「ANA Discover Japan Fare」でチケットを購入するメリットは、以下の点に限られます。

  • 通常の「お得な運賃」よりも安くチケットを購入できることがある
  • 出発7日前までチケットを購入することができる
  • ANAが運航している国内線は全てが対象となる

ANA Discover Japan Fareでチケットを購入する場合の注意点

この「ANA Discover Japan Fare」でチケットを購入すると、上記のようなメリットもありますが、一方で注意しなければならない点もあります。

必ずしも最安値で購入できるかは調べてみないとわからない

今回、例として出した羽田・那覇便では、ANAの日本サイトと比較して、ANA海外サイトの方が安い値段でしたが、そうでないケースもありますし、LCCの方がさらに割安というケースもあるでしょう。

多少面倒ではありますが、少し手間をかけて、

  • ANAの日本サイトの料金
  • ANAの海外サイトの料金
  • LCC等の最安値

を比較することをおすすめします。

搭乗時にSkipサービスが利用できない

普段ANA便に乗りなれている方は、スマホにダウンロードしたQRコード付搭乗券や、印刷したQRコード付搭乗券を搭乗口でかざすことで、すぐに搭乗、いわゆるSkipサービスを利用することができます。

しかし、この「ANA Discover Japan Fare」で購入したチケットは、国際線チケットの国内線分として扱われるため、チェックインカウンターに寄って、チェックイン手続きをすることが必要です。

そのため、カウンターに寄る時間も考慮し、少し時間に余裕をもって空港に行くことが必要になります。

ANA搭乗時のマイル積算率が高くない

ANA日本サイトで購入する「お得な運賃」は、マイル積算率は、基本マイルの75%程度ですが、「ANA Discover Japan Fare」の場合は、「予約クラス:K」となるため、基本マイルの30%になります。

値段が安い分、マイルの積算率も低くなりますので、「せっかく搭乗するならANAマイルを貯めたい」という部分では思いはかなえられないということになります。

ANAマイルを貯めれば、航空券は無料になり、大きな節約も可能

ANA便に搭乗しなくとも、マイルを大量に貯めることは可能です。ANAマイルを貯めて、特典航空券として利用できれば、ANAマイルの価値は何倍にもなります。ANAマイルは、「正しい貯め方」を理解すれば、10万マイルは誰でも簡単に貯めることができます。これからでも「ANAマイルを貯めたい」という方は、こちらの記事を是非ご覧下さい。

まとめ

今回、紹介したことについて、最後にまとめてみたいと思います。

  • 一般的にFSCよりLCCの方が航空券は安いことが多い
  • しかしANAの場合、ANA海外サイトからの「ANA Discover Japan Fare」のチケット購入で、LCCよりも安く、1週間前まで航空券を入手することが可能
  • ただし、通常の国内線チケットとは扱いが違うため、チェックインが必要、マイル積算率が低いなどのデメリットもある
  • 目的や時間などに応じて、一番使いやすいチケットを選ぶことが大切
  • マイルを貯める方法は他にもあるので、マイル積算にはこだわらず、値段重視の方にはおすすめ

余談になりますが、先日、遠距離で週末婚をしている知人にこの方法を伝えたところ、早速この方法でチケットを購入したそうで、「安くチケットを購入できた!」と喜んでもらえました。

あくまでも「値段を抑えて飛行機に乗る方法」になるため、利用用途は限られてしまうかもしれませんが、以下のような方に是非活用してもらえればと思っています。

  • 単身赴任や遠距離恋愛などで定期的に飛行機に乗る方
  • 親の介護などで定期的に帰省が必要な方
  • 年に何回か、家族で実家に帰省する方
  • アイドルやフィギュアスケート等の追っかけで全国を飛び回る方

この方法があまりにもメジャーになってしまうと、ANA側でルール改正により利用できなくなる可能性はありますが、それまでの間は、こういった方法を多いに活用いただきたいと思います。

この記事がそういった方に、少しでもお役に立つことを願っています。

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