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ANA国際線特典航空券の必要マイル数が変更!ビジネス・ファーストクラス特典航空券の取得ハードルは上がるが、逆に取りやすくなることに期待!

ANAからのアナウンス

2月28日に、ANAから”ANA国際線・提携航空会社特典航空券必要マイル数の一部改定について”のアナウンスがありました。

適用開始日は、4月18日(木)0:00(日本時間)からとなり、この時間以降の予約・発券の特典航空券については改定後のマイル数が適用となります。

これまで私自身、家族旅行等で、何回もビジネスクラス・ファーストクラス特典航空券を利用してきましたので、今後については少なからず影響は出てきますね。

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特典航空券必要マイル数の具体的な変更内容

詳細については上記のアナウンス中に掲載されていますが、パッと見はわかりにくいため、日本発着の場合で主な目的地別に具体的な変更内容についてまとめてみました。

条件としては、日本発は日本国内での乗継はなし、それぞれの目的地への往復2区間のみとします。

下表の見方

上段;ANA特典航空券 下段;提携特典航空券
( )内は、改定前の必要マイル数 *斜体数字は変更なしの必要マイル数
*提携特典航空券は、シーズンの区別がないため、それぞれのシーズンに同じ数字を記載

韓国・ロシア(Zone2)

主な目的地; 韓国・ロシア沿海地方

変更なし

アジア1(Zone3)

主な目的地; グアム、台湾、中国大陸、フィリピン、香港、マカオ

変更なし

アジア2・ロシア3(Zone4)

主な目的地; インド、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシア等

変更なし

ハワイ(Zone5)

主な目的地; ハワイ

搭乗クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミークラス35,000
40,000
40,000
40,000
43,000
40,000
ビジネスクラス80,000(60,000)
85,000(65,000)
85,000(65,000)
85,000(65,000)
90,000(68,000)
85,000(65,000)
ファーストクラス120,000(120,000)
140,000(120,000)
140,000(120,000)
140,000(120,000)
160,000(129,000)
140,000(120,000)

北米(Zone6)

主な目的地; アメリカ合衆国、アラスカ、カナダ、メキシコ

搭乗クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミークラス40,000
50,000
50,000
50,000
55,000
50,000
ビジネスクラス100,000(75,000)
110,000(85,000)
105,000(85,000)
110,000(85,000)
110,000(90,000)
110,000(85,000)
ファーストクラス150,000(150,000)
170,000(150,000)
170,000(170,000)
170,000(150,000)
200,000(165,000)
170,000(150,000)

欧州・ロシア2(Zone7)

主な目的地; オーストリア、イギリス、イタリア、オランダ、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー等

搭乗クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミークラス45,000
55,000
55,000
55,000
60,000
55,000
ビジネスクラス110,000(80,000)
115,000(90,000)
115,000(90,000)
115,000(90,000)
120,000(95,000)
115,000(90,000)
ファーストクラス165,000(165,000)
190,000(165,000)
190,000(165,000)
190,000(165,000)
220,000(180,000)
190,000(165,000)

オセアニア、ミクロネシア(Zone10)

主な目的地; オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア、パラオ、フィジー等

変更なし

各方面別の搭乗クラス別・シーズン別の必要マイル数の詳細については、こちらでご確認下さい。

<ANA特典航空券>

<提携会社特典航空券>

今回の必要マイル数改定の背景は?改悪?

改定された必要マイル数を見ていただくとわかりますが、今回は中長距離路線の上級クラス(ビジネスクラス・ファーストクラス)の必要マイル数が大幅にアップとなっています。

そのアップ分は、最低でも2万マイルから最高で4万マイル。エコノミークラスであれば短距離国際線を往復できるマイル程度のアップとなります。

その背景を考えると、コロナ禍以降、国際線航空券は高止まりしており、また円安等の影響もあり燃油サーチャージも高くなっています。つまり座席1席あたりにかかるコストも高くなっており、それに見合ったコストを特典航空券でも負担してもらおうということかと推察します。

これだけ航空券が高くなっていると、相対的に特典航空券の割安感がありますので、やむを得ない状況であると思います。

確かに必要マイル数が上がるという点では改悪とも言えますね。

特典航空券必要マイル数改定への対応策

ANAが打ち出した方針を変えるすべはなく、ユーザー側としてはいかに対応していくかが大事になってきます。

ですからANAのビジネスクラス・ファーストクラスの特典航空券を利用するには、これまで以上にマイルを貯めて対応していくしかないですね。

逆に考えれば、特典航空券必要マイル数が上がるということは、獲得のためのハードルが少しだけ上がるため改悪ということになりますが、特典航空券が取りやすくなるのをぜひ期待したいと思います。

そうなれば、後はマイルを貯めるのみ!

ANAマイルを貯めるためにはこちらの記事もご覧下さい。

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特典航空券の必要マイル数は上がりますが、それを補って余りあるだけのマイルを貯めていきましょう!