ミラノのドゥオーモは、世界最大規模のゴシック建築の教会
ミラノのドゥオーモは、「最後の晩餐」と並び、ミラノ観光には欠かすことのできない場所です。
場所は、ミラノの中心部、地下鉄の「Duomo」駅が最寄り駅となり、駅を出ると、目の前がドゥオーモです。
駅を出ると、こんな感じで、正面にドゥオーモがそびえています。
ドゥオーモとは?
Wikipediaより引用しました。
ミラノのドゥオーモ (イタリア語:Duomo di Milano、ドゥオーモ・ディ・ミラーノ) は、ロンバルディア州都ミラノの象徴である。都市の中心の同名のドゥオーモ広場に位置し、聖母マリアに献納されているドゥオーモである。 ミラノのドゥオーモは500万人のカトリック信者がいる世界最大の司教区であるミラノ大司教区を統括する首都大司教の司教座聖堂であり、その大司教は2011年からAngelo Scola アンジェロ・スコラ枢機卿(1941年生まれ)が務めている。
このドゥオーモ広場の北にヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアがあり、そのまま ミラノスカラ広場(スカラ座)へ通じている。
歴史
ドゥオーモの最初の石は1386年に大司教アントーニオ・ダ・サルッツォとミラノの領主 ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの要求により、古代からあったサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の場所に置かれた。 宗教改革による中断を経て最初の石が置かれてから約500年後の1813年に、ミラノ公国を征服したナポレオン・ボナパルトの命令により、フランスの資金で完成させた。 19世紀を通じて、尖塔と新しいステンドグラスと交換などの全ての装飾が仕上げられた。
第二次世界大戦中の1943年にミラノは爆撃を受けたが、この建物は連合国側の判断で爆撃を逃れた。そして大戦が終わってすぐ、ドゥオーモは大部分を修復されると共に、木の扉を青銅製に取り替えられた。
建築と美術
主尖塔
ミラノのドゥオーモは世界最大級のゴシック建築であり、5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成された。階段またはエレベータによって聖堂の上に登ることができる。ジュゼッペ・アルチンボルドは、ステンドグラスのうち、〈ロトと娘たち〉や〈アレクサンドリアの聖カタリナの生涯〉などのデザインに携わっている[1]。内装
ドゥオーモの体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目である。外観
ドゥオーモには135本の尖塔があり尖塔の天辺にはひとつひとつに聖人が立っている[2]。一番高い位置に金のマリア像が輝いていて、昔はこのマリア像より高い位置に建物を建ててはいけないとされた。
こちらにも書かれているように、「世界最大級のゴシック建築」ということになり、非常に荘厳な建物になります。
ドゥオーモの見学方法
ドゥオーモを見学するのは、3通りの方法があります。
- 外から眺める(無料)
- 中を見学する(有料;3ユーロ)
- エレーベータで屋上に登る(有料;13ユーロ)
せっかくの機会ですから、全ての方法で見学しましょう。
ドゥオーモのチケット購入
事前にオンラインで購入すれば、当日チケット購入の手間が省けますので、出発まで余裕のある方は、オンラインで購入することをおすすめします。
当日購入の場合は、ドゥオーモの入り口の左右にチケット売り場があります。左側の美術館の中に大きなチケット売り場があり、我が家はそちらで購入しました。
位置関係はこんな感じになります。
今回宿泊したホテルにも赤丸を付けてみました。こうやって見てみると、あらためてホテルの場所の便利さがわかりますね。
ドゥオーモへの入場
ドゥオーモへは正面から入場することになりますが、入場にあたり、セキュリティーチェックを受ける必要があり、お昼にかけてどんどん観光客が増え、長蛇の列になります。
ですから、入場するなら、なるべく朝早い時間に行くことをおすすめします。
ドゥオーモの内部
セキュリティーチェックを抜けると、いよいよドゥオーモの内部に入ることができます。内部は何ともいえない荘厳な雰囲気が漂っています。
中に入ってしまえば、混んでいることはないので、ゆっくり気の済むまで見学して下さい。
ドゥオーモ・テラス(屋上)への行き方
すでにチケットは購入済かと思いますので、テラスへ登ります。
階段で登るか、エレベータで登るかによって値段が違いますが、我が家は楽してエレベータを選びました。
エレベータの入り口は、ドゥオーモ正面から見て、左奥になります。(上の地図を参照下さい。)
こちらも入る前にはセキュリティーチェックがあります。
エレベータに乗ってしまえば、あっという間に屋上まで行くことができます。
屋上からはミラノの景色を一望することができます。
こちらの搭の先端には、黄金のマリア像がいます。
ドゥオーモの内部・屋上の見学は、朝一番などの混まない時間帯であれば、1時間程度あれば十分かと思います。
最後の晩餐のチケットが希望の時間帯で撮れれば、ミラノの2大観光スポットを最短半日程度で行うことも可能です。
是非、事前にうまくスケジューリングして、効率的に観光してみてもらえればと思います。
もし、半日で効率的に回りたい場合には、現地ツアーを利用する方法があります。
現地ツアー専門会社の「VELTRA」を利用すれば、チケットも手配でき、効率的に回ることが可能ですので、時間に余裕のない方、チケットが取れなかった方などは、是非活用してみて下さい。