今回、幸運にも貯めたANAマイルで発券したスターアライアンス特典航空券にてファーストクラスで世界1周をしてきました。タイ・バンコクを最初の目的地として、ミュンヘン・ウィーン・ブダペスト、そしてニューヨークを巡ります。タイ国際航空、ルフトハンザ航空、ANAと計4回のファーストクラスにも搭乗しました。
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フランクフルト空港での乗り継ぎの合間にエアポートガイドツアーに参加
ウィーンからフランクフルト空港に到着し、乗り継ぎでルフトハンザ航空ファーストクラスを利用してニューヨークに移動します。
ウィーンからフランクフルトに到着したのが11:40、そしてフランクルトからニューヨークへの出発が17:30となっており、フランクフルトで約6時間の乗り継ぎ時間があります。
もちろん、ルフトハンザ航空が誇るファーストクラスラウンジを堪能するためではありますが、この乗り継ぎ時間を利用して、フランクフルト空港のエアポートガイドツアーにも参加しようと思っていました。
フランクフルト空港のエアポートガイドツアーとは?
「エアポートガイドツアー」と聞くとどんなツアーをイメージするでしょうか?
フランクフルト空港のエアポートガイドツアーは、ずばり「滑走路と駐機場を中心に飛行機を間近に見れるガイドツアー」なのです。
ガイドツアー自体は、スケジュールや所要時間によって分かれており、
- スターターツアー(45分)
- マキシツアー(90分)
- XXLツアー(120分)
- ターミナル3ツアー(90分)
- ファイヤーデパートメントツアー(105分)
- サンセットツアー(120分)
となっています。(個人向けのツアーのみ掲載。別途グループ向けのツアーもあり)
以下のサイトがツアーの説明がある公式サイトになります。
参考
Airport Tourswww.frankfurt-airport.com
ツアーの種類によって、見学するルートが異なっており、時間の長いツアーの方がより広い範囲を見学することができます。
小さくてわかりにくかもしれませんが、下の図にそれぞれのルートが描かれています。
詳細を見たい方は、以下の公式サイトからPDFをダウンロードできます。
参考
Brochure Fascination Airportwww.frankfurt-airport.com
今回は、ちょうどいい時間帯のツアーということで、最もコンパクトな「スターターツアー」に参加することにしました。上の図で見ていただくとわかる通り、今回の「スターターツアー」は赤い線の部分になり、一番短いルートになります。
エアポートガイドツアーの予約方法
エアポートガイドツアーの予約方法は、
- 公式サイトからオンライン予約
- フランクフルト空港にて直接予約
の2通りがあります。
公式サイトからのオンライン予約は前述の公式サイトから可能です。
参考
Airport Tourswww.frankfurt-airport.com
今回は事前に予約せずに、当日空港にて直接予約をしました。
エアポートガイドツアーのカウンター・集合場所
エアポートガイドツアーのカウンターおよび集合場所は、「Terminal 1, Concourse C, Level 2 (departure)」になります。
ちょっと場所がわかりにくいと思うので、地図を載せます。
まずはグーグル・マップから。「Airport Boutique」の下の部分が「Airport Tours」になります。
もう少し広くした画像がこちらです。
エアポートガイドツアーに参加してみた!
ということで、実際にエアポートガイドツアーに参加してみました。
ツアーの予約・チケットの購入
チケットを購入するため、指定の「Terminal 1, Concourse C, Level 2 (departure)」に行ってみました。ターミナルの奥の方になりますが、サインも出ていて、わかりやすかったです。
通路を挟んだ反対側には、飛行機関係グッズのお店もありました。
カウンターでチケットを購入します。なかなか凝ったデザインのチケットになっています。値段は7ユーロ。クレジットカード決済もOKでした。ちなみに言語は「ドイツ語」のみになります。
集合時間まで少し時間があったので、カウンター周辺をぶらぶらと散策します。
空港の航空写真が飾られていたり、
就航している機材なんかも紹介してありました。
ガイドツアーがスタート
集合時間になり、全部で10名ほどの参加となりました。
専用のセキュリティーチェックを受けて、制限区域に入ります。
ガイドツアー専用の待合場所のようなところへ進み、専用バスを待ちます。
待合場所には椅子も置いてあり、壁には写真がラッピングされています。
反対側にもこのように貼られています。
バスが来るのを待ちます。
バスに乗ってエプロン(駐機場)へ
バスに乗り込み、いよいよスタートです。バスは空港内で搭乗や降機の際に使われるバスになります。
2両連結の大型バスに10人ほどですので、皆さんおもいおもいに好きな場所に座っています。
いよいよガイドツアーがスタートします。ご覧のようにエプロン(駐機場)をバスで巡っていきます。
横にはドイツ人の親子が座っていました。ツアーはドイツ語で行われます。私自身ドイツ語はわかりませんが、説明の中で、航空会社名と機材だけは理解できるので、それだけで十分でした。
ここからは写真多めでお送りします。何となく臨場感をもっていただければと思います。
ルフトハンザ航空のボーイング747−400
エア・カナダのボーイング787
エティハド航空のボーイング787
ルフトハンザ航空のエアバスA380
斜め後方から。
こんな間近で後ろから。
ベトナム航空のボーイング787
中国東方航空のエアバスA350
滑走路のすぐ横も通ります。
離発着の様子も見れました。
貨物エリアにも行きました。こちらはルフトハンザカードのMD-11
こちらは、ルフトハンザテクニークの格納庫になります。写真で見るとわかりにくいですが、巨大な格納庫です。
エプロンに戻る途中には、ボーイング747−400に再遭遇。機材番号から調べてみたら、フランクフルト発関西空港行きの便でした。
ユナイテッド航空のボーイング777
バスの窓越しではありますが、飛行機がこんな間近で見れます。
45分のツアーが終了し、バスを降ります。
このようなゲートを通過し、制限区域から出ます。そのまま進むと、ターミナル外側に出ることになります。
フランクフルト空港エアポートガイドツアーに参加した感想
今回、乗り継ぎの時間を利用して、エアポートガイドツアーに参加してみました。
今回参加した「スターターツアー」は時間は45分、回る場所も一番少ないツアーとなりますが、エプロンや滑走路、貨物エリアなどを周り、飛行機のすぐそばを通るため、迫力満点です。
飛行機が好きな方にとっては大興奮のツアーですので、フランクフルト空港で時間が空いたらぜひ参加していただきたいと思います。
ただし、参加する場合は、集合場所等が制限区域の外になるため、一旦制限区域から出てツアーに参加し、再度制限区域に入ることが必要になりますので、時間にかなり余裕がないと厳しいと思います。
羽田空港や成田空港でもこのようなツアーを実施してくれたら人気出ると思うんですけどね。セキュリティーが厳しそうなので、なかなか実現は難しいのかもしれませんね。
今回は、「飛行機が間近に見れて大興奮のフランクフルト空港エアポートガイドツアー」についてのお話でした。
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