目次 非表示
- 旅を快適にする究極のクレジットカード!ホテル無料宿泊もマイル移行もOK!
- Marriottグループ、Marriott Bonvoyとは?
- Marriott Bonvoyの会員制度
- Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムカード入会で、上級会員のゴールドエリート会員の資格を獲得
- Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムカードのデメリット
- “Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード”の最大のメリット・特典は何か?
- Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード継続時の無料宿泊のメリット
- Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードにはアメックス・ゴールドカード相当の特典も!
- 獲得できるポイントの魅力
- Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード入会で最も得する方法は?
- Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード(旧;SPGアメックス)を利用しての宿泊の様子
旅を快適にする究極のクレジットカード!ホテル無料宿泊もマイル移行もOK!
ANAのマイルを貯めるならANAカード、JALのマイルを貯めるならJALカードというのが一般的ですが、ANAのマイルにもJALのマイルにも移行できる究極のクレジットカードがあります。
マイルに交換可能な航空会社はなんと約40社。乗りたい航空会社のマイルに必要に応じて移行することもできます。
もちろん、マイルに移行するのではなく、本来のホテルでの宿泊でも大活躍なクレジットカード。
そんな究極のクレジットカードが「Marriott Bonvoy アメックス(旧SPGアメックス)」です。
ホテルに興味がないという方も、ぜひ本ページをご一読下さい。これまでの常識が覆ること間違いなしです。
Marriottグループ、Marriott Bonvoyとは?
Marriottグループは、世界最大のホテルグループになります。そしてその会員プログラムが「Marriott Bonvoy」となります。
Marriottグループには、様々なホテルブランドがあり、具体的なホテル名を聞けば、誰もが知っているような高級ホテルをはじめ、比較的リーズナルなホテルまで、その幅の広さも大きな魅力です。下の図がMarriott Bonvoyにおけるブランドの位置づけになります。
リッツ・カールトンなどは皆さんも聞いたことがあると思いますが、こちらもマリオットグループのブランドになります。
各ブランドの説明については、こちらの公式ページをご覧下さい。
参考
各ブランドの紹介marriott.co.jp
Marriott Bonvoyの会員制度
会員プログラム「Marriott Bonvoy」における会員制度では、当然ながら宿泊頻度に応じた優遇制度があります。ANAやJALといった航空会社が実施している上級会員制度と同じようなものです。数多く宿泊してくれる顧客に対しては、「それ相当の優遇をしましょう」という制度になります。その区分は6種類あり、それぞれの資格獲得要件は以下の通りとなります。
会員資格 | 資格要件 |
メンバー会員 | 年間9泊以下 |
シルバーエリート会員 | 年間10~24泊 |
ゴールドエリート会員 | 年間25~49泊 |
プラチナエリート会員 | 年間50~74泊 |
チタンエリート会員 | 年間75~99泊 |
アンバサダーエリート会員 | 年間100泊以上 |
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムカード入会で、上級会員のゴールドエリート会員の資格を獲得
本来ならば、お金と時間を使ってホテルに25泊以上宿泊しないと得られないゴールドエリート会員が、このMarriott Bonvoy アメックス・プレミアムカードというクレジットカードを持つだけでその資格が自動的に得られるのです。
Marriott Bonvoyアメックスカードは2種類ある
カードの種類は、Marriott BonvoyアメックスかMarriott Bonvoyアメックス・プレミアムの2種類。
それぞれのカードの概要は以下の通り。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム | Marriott Bonvoyアメックス | ||
年会費 | 基本カード | 49,500円 | 23,100円 |
〃 | 家族カード | 1枚目無料、2枚目以降24,750円/枚 | 1枚目無料、2枚目以降11,550円/枚 |
ポイント | Marriott Bonvoy参加ホテルでの利用 | 100円につき6Marriott Bonvoyポイント | 100円につき4Marriott Bonvoyポイント |
〃 | 日々の利用 | 100円につき3Marriott Bonvoyポイント | 100円につき2Marriott Bonvoyポイント |
継続特典 | 無料宿泊特典 | △(年間150万円以上利用) *50,000ポイント以内の宿泊 | △(年間150万円以上利用) *35,000ポイント以内の宿泊 |
エリート会員資格 | シルバーエリート | – | ◯ |
〃 | ゴールドエリート | ◯ | △(年間100万円以上利用) |
〃 | プラチナエリート | △(年間400万円以上利用) | – |
おすすめは”Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム”
もともとこちらのカードを使うという方は、以下のような方と想像します。
- Marriott系列のホテルライフを楽しみたい
- 旅行が好きでマイルもためたい
- カード継続による無料宿泊も楽しみたい
かくいう私もその一人です。
そういう点から考えると、カード年会費は高くなるものの、以下の点から”Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード“がおすすめです。
- ポイント付与率が通常カードより高い
- 入会と同時にゴールドエリート資格が付与される
- 年間400万円以上の利用で、プラチナエリート資格が付与される
やはり通常だと年間50泊が必要なプラチナエリート資格を年間400万円以上の利用で獲得できるのが、大きな魅力ですね。
Marriott Bonvoy アメックス・プレミアムカードのデメリット
あえて言ってしまえば、この年会費の高さだけがMarriott Bonvoyアメックスの唯一のデメリットになります。
個人的には他のデメリットは実際使用していても思いつきません。
「この高い年会費を払ってでもMarriott Bonvoyゴールドエリート資格を手に入れる必要があるかどうか」がカギになります。
年に1回以上該当ホテルに宿泊し、ゴールドエリート資格を享受したい方にはオススメのカードですが、あまりホテルにこだわらない方には、無用のカードになります。
少なくとも、”Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード”に興味を持っている方は、このカードを持つメリットと年会費の高さの間で揺れ動いているのではないでしょうか。
年会費の高さを見て興味を失いかけた方も、是非この記事を最後まで読んで、”Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード”の魅力を感じていただきたいと思います。
“Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード”の最大のメリット・特典は何か?
大きく分けると、
- Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員としてのメリット
- アメックスゴールドカード相当のメリット
の2つになります。
まずは、Marriott Bonvoy ゴールドエリート会員としての特典を見てみましょう。
対象ホテル宿泊時の特典
- Marriott Bonvoy参加ホテルご利用によるポイント獲得数:1米ドル=12.5ポイント (通常会員- 1米ドル=10ポイント – の25%ボーナス)
- チェックアウト時間の延長(14:00)
- チェックイン時の空室状況により、エンハンスドルーム(より良いお部屋)へのアップグレード
- より高速な無料の客室内インターネットアクセス(プレミアムWifi)
- ポイントによるゴールドウェルカムギフト (250~500ポイント、ブランドにより異なる)
となります。
やはり魅力的なのは、赤字にした「部屋のアップグレード」と「レイトチェックアウト」でしょう。
“Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード”のカード継続時の特典
無料宿泊特典
カードを継続する度に、世界各地のMarriott Bonvoy系列ホテルで利用可能な一泊一室(2名様まで)の無料宿泊特典(交換レート1泊50,000ポイントまでのホテル)がプレゼントされます。
*自分の手持ちのポイント(最大15,000ポイント)と合算することで、65,000ポイントの無料宿泊として利用することも可能です。
なお、この無料宿泊は、繁忙期であっても、空室がある限り、利用することができますので、なるべく繁忙期に使うことで、よりメリットを出すことができます。
エリート会員資格取得用クレジット
カードを毎年継続するたびに、15泊分の宿泊実績がプレゼントされます。もし、プラチナエリート会員を目指すのであれば、これは大きなメリットになりますね。
ダイニング・クーポンの獲得
カード継続時に、Marriottグループのホテル内レストランで利用できる「ダイニング・クーポン」10,000円分がプレゼントされます。
*利用可能店舗はホテル毎に設定されています。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード継続時の無料宿泊のメリット
上記にあげたカード継続時の特典「無料宿泊」ですが、これは本カードの大きな魅力の1つです。年会費は高いですが、無料宿泊を活用すれば年会費の元を取ることができます。ですので、年に1回以上旅行に行く、またはホテル宿泊を予定している方にとってはお得なクレジットカードということになります。宿泊可能なのは、 交換レート1泊50,000ポイントまでのホテルになります。
*自分の手持ちのポイント(最大15,000ポイント)と合算することで、65,000ポイントの無料宿泊として利用することも可能です。
しかしながら、ポイント変動制とはなるものの、各ホテルの旧カテゴリーや旧来のチャートが1つの目安になるとは思いますので、こちらに残しておきますので参考としてご覧下さい。
参考;(旧)カテゴリーと無料宿泊必要ポイント数
スタンダード | オフピーク | ピーク | |
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
日本国内のマリオット系ホテル一覧
最新の日本国内のマリオット系ホテル一覧は、こちらのページにてまとめています。毎月更新していますので、必要に応じてご確認下さい。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードにはアメックス・ゴールドカード相当の特典も!
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードは、アメックスの提携カードになりますが、アメックスゴールドカードとほぼ同等の特典が付いてきます。項目だけ列挙すると、
トラベルサービス
- ご出発も、お帰りも、快適で心地よく ~エアポート・サービス~
- 出発前に特別なくつろぎを「空港ラウンジ」
- お帰りは、手ぶらでゆったりと「手荷物無料宅配サービス」
- その他のエアポート・サービス
- 最高1億円の旅行傷害保険が付帯「旅行傷害保険」
- 到着便の遅延で、出費がかさんだら「航空便遅延費用補償」
- 海外旅行先からも日本語で対応「オーバーシーズ・アシスト」
プロテクション
- もしものキャンセルの際に損害を補償「キャンセル・プロテクション」
- インターネットでのお買物も安心「オンライン・プロテクション」
- 商品の返品もお任せください「リターン・プロテクション」
- 万一商品が壊れても、心配は無用「ショッピング・プロテクション®」
- 万一の際も対応「カード紛失・盗難の場合の緊急再発行」
エンターテインメント&ショッピング
- アメリカン・エキスプレス・セレクト
- チケット・アクセス
- ゴールド・ワインクラブ
などのサービスになります。
逆にアメックスゴールドカードに付帯していて、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードにないサービスは以下のものだけです。
- プライオリティ・パス
- プリファード・ゴルフ
- 海外用レンタルケータイ割引
- Expedia 8%オフ
- ゴールド・ダイニングby招待日和
これらのサービスが本当に必要なのはどうかは迷うところではありますが、Marriott Bonvoyゴールド会員資格に魅力を感じられるなら、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード発行で決まりだと思います。
アメックスゴールドカードは、年会費が29,000円になりますが、もちろん無料宿泊の権利などはありません。しかし、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードを持つことで「無料宿泊」のメリットと、アメックスゴールドカード相当の特典が両方受けられるとあれば、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードを持たない理由はないですね。
獲得できるポイントの魅力
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードにてクレジットカード決済をすると、100円あたり3ポイントを獲得できます。
マリオット系列に宿泊した場合には、100円あたり10ポイント、さらにゴールドエリート会員のボーナスが25%付きますので、12.5ポイントを獲得することができます。
こういったキャンペーンを活用すれば、ポイントをより早く貯めることができます。
では、ポイントはどう利用できるのでしょうか?
獲得したポイントの主な活用方法は以下の通りになります。
ポイントを無料宿泊に交換
貯まったポイントは、世界中のMarriott Bonvoyの29ブランド6,500軒のホテルにおいて、特典除外日なしで、無料宿泊特典に交換できます。スタンダードルームに空室がある限り、利用可能です。
貯めたポイントで無料宿泊ができますが、これは入会初年度からでも利用可能です。無料宿泊のために必要なポイントは、今年から導入されたポイント変動制になります。1つの目安として先に載せた旧チャート表をご参照下さい。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード入会特典で得られるポイントで無料宿泊する場合
本記事の最後に書いている紹介プログラムによる入会だと、ボーナスポイントならびにカード決済分も合わせて相当数のポイントが獲得できます。
最新のキャンペーンで得られる最大ポイントについては、こちらの最新記事でご確認下さい。
入会により獲得したポイント数で宿泊可能なホテルについては、先に掲載した旧チャート表を1つの目安にしてください。
年会費の高さはデメリットと書きましたが、初年度から無料宿泊もできてしまうので、その点はメリットともいえるかもしれませんね。
獲得したポイントをマイレージプログラムへ移行
主要提携航空会社のマイレージプログラムにポイントをマイルとして移行することができます。移行比率はほとんどの航空会社の場合3:1(ポイント:マイル)、さらに1回の手続きで移行された60,000ポイント毎に、5,000マイルがボーナスとしてプレゼントされます。
例;60,000ポイントをANAやJALのマイルに移行すると、25,000マイル(20,000マイル+ボーナス5,000マイル)になります。
ポイント移行可能な主な航空会社
アライアンス | 加盟航空会社 |
スターアライアンス | ANA、ルフトハンザ航空、シンガポール航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空、エアカナダ、中国国際航空、ニュージーランド航空、アシアナ航空 |
ワンワールド | JAL、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、カタール航空 |
スカイチーム | デルタ航空、エールフランス、大韓航空、中国東方航空、アリタリア航空 |
その他 | ハワイアン航空、エティハド航空 |
航空会社のマイルを貯めている方は、この選択肢の多さは大きな魅力になると思います。ANAマイルを貯めている方は、いろいろな方法を活用して効率的にマイルを貯めることができますが、同じ日系のJALの場合、ANAと比較すると若干ですが、効率が落ちてしまいます。その点、この移行ルートは、JALマイラーの方にとっても大きな魅力になると思います。
マイルへの移行手数料は無料
アメックスゴールドカードでは、航空会社マイルへの移行プログラムの改悪があり、移行率が悪くなり、かつ移行手数料がかかりますので、Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードの魅力がさらに高まっています。私も貯めているANAへの移行に関していえば、60,000ポイント移行でボーナス5,000マイルも加わり、25,000マイルとして移行できます。つまり、マイルへの移行率は、1.25%となり、他のクレジットカードと比較しても高い移行率になります。
移行マイル数の上限ナシ
例えばアメックスゴールドカードだと、ANAマイルへの移行は年間4万マイルという上限があり、それ以上の移行は翌年まで待つ必要があります。
この点は航空会社を問わず、すべてのマイラーにとっても大きなメリットといえるでしょう!
- 100円=1マイルとして考えれば、還元率は1.25%
- 上限なしに、好きな時に好きな航空会社のマイレージに移行可能(目的によって航空会社を選択可能)
- 移行手数料は無料
もちろん、Marriott系列ホテルに宿泊すれば、さらにポイントが獲得できますので、高還元率を実現することができます。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード入会で最も得する方法は?
ここまでの説明でMarriott Bonvoyアメックス・プレミアムカードへの興味は高まりましたでしょうか? もし入会を決めたら、いよいよカードの申込みとなります。
時期によりベストな入会方法や獲得できる最大ポイント数も変わってきます。
最新の情報はこちらの記事にまとめていますので、入会される際はこちらの記事を読み、ベストな方法で入会下さい。
Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード(旧;SPGアメックス)を利用しての宿泊の様子
これまでも多くのマリオット系ホテルに宿泊してきました。
また2019年3月にはANAマイルを利用した特典航空券にてファーストクラスでの世界1周をしてきました。その際、宿泊ホテルは、マリオット系ホテルにポイントによる無料宿泊で、ホテル代は原則無料でした。
ホテル宿泊記も多数含まれていますので、ぜひこちらの世界1周旅行記もぜひご覧下さい。