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ANAファーストクラス搭乗記(NH109便ニューヨーク発羽田行)!世界1周の締めくくりは快適なフライト!

今回、幸運にも貯めたANAマイルで発券したスターアライアンス特典航空券にてファーストクラスで世界1周をしてきました。タイ・バンコクを最初の目的地として、ミュンヘン・ウィーン・ブダペスト、そしてニューヨークを巡ります。タイ国際航空、ルフトハンザ航空、ANAと計4回のファーストクラスにも搭乗しました。

これまでの世界1周旅行記については、下のボタンをクリックしてご覧下さい。

2019年世界1周旅行記

JFK空港にてANAファーストクラス(NH109便ニューヨーク発羽田行)に搭乗

激混みのブリティッシュ・エアウェイズのラウンジを後にし、いよいよ自身では初となるANAのファーストクラスに搭乗です。
ANAファーストクラス(NH109便ニューヨーク発羽田行)にチェックイン!改装中で極混みのBAラウンジ!

機材はボーイング777-300ER。ANAの国際線長距離路線の主力を担うフラッグシップ機です。搭乗した時点(2019年3月)では、ANAがファーストクラスを設定している唯一の機材でした。その後は成田・ホノルル線にエアバスA380を就航させたので、現時点では2種類ということになります。

CAさんに出迎えれ、席へ向かいます。座席はやはり1Aです。

搭乗したL1ドアから一番近い席になり、その距離は約10歩。通常はVIP用にANA側でブロックしていますが、VIPが搭乗しない場合は数日前に開放されますので、すかさず確保しました。

この日はファーストクラス8席のうち、窓側の4席のみ埋まっており、中央席は空席でした。

座席に座ります。やはりビジネスクラスと違って1人あたりの空間が広く快適ですね。

座席のモニターも大きく、見やすいです。テーブル上にはヘッドフォンとアメニティーが置かれていました。

さらにモニター下には、リラックスウェア類が置いてあります。足元もかなり余裕があるので、全然届きません。。。。

新聞は日経をもらいました。久々の日本の新聞です。やはりこのあたりは日系航空会社の良いところですね。

荷物を片付け、席に座って落ち着くと、チーフパーサーの方がご挨拶に来ました。

「お仕事のお帰りですか?」と聞かれたので、「実はプライベートで2週間で世界1周して帰るところです。」という話をし、ひとしきり盛り上がりました。ちゃんとCAさんの間で情報共有されているようで、ファーストクラス担当のCAさん(3名)が代わる代わる来ては、興味深そうに質問していました。

その後、お決まりのウェルカムシャンパンをいただきます。ボトルの写真は撮らなかったですが、銘柄は「KRUG」をいただきました。

リラックスウェアにお着替え

KRUGを少しいただいて落ち着いたところで、リラックスウェアに着替えることにします。

ファーストクラスは8席に対してトイレが2つあります。この日は4名でしたので、2人で1つのトイレを使うことになります。もちろん待つようなこともありません。

トイレの中には、このようなステップ台がついており、着替えるときにはこのように下ろして使うと、床に触れることなく、着替えをすることができます。

お恥ずかしながら、着替えた後の姿を写真に撮ってみました。上下のリラックスウェアと、さらに別に薄手のパーカーも準備してあります。

ちなみにこちらのリラックスウェアは、その後パジャマとして活躍しています。薄手ですが、肌触りが良く、何回洗濯してもしっかりとしています。やはりモノがいいんですね。

どこかで購入できないか探してみましたが、普通には購入できないようですね。メルカリやヤフオク等で出品している方がいますので、もし興味がある方がいればご覧下さい。

ビジネスクラスやエコノミークラスに乗っていると、カーテンで仕切られファーストクラスの様子がわかりませんでしたが、実際にはこのようにリラックスウェア等に着替え、ゆったりと過ごす、そんな空間があったんですね。

昔は想像も付きませんでした。。。

今回は4回ファーストクラスに搭乗したので、やっと慣れてきました(笑)

これもANAマイルを貯めたおかげです。もしこれからでも「ANAマイルを貯めてファーストクラスに乗りたい!」という方は、こちらの記事をご覧下さい。裏技も含めメールセミナー形式でその方法をご紹介します。

ANAファーストラクスのシート周りを紹介

それではファーストクラスのシート周りを紹介したいと思います。

客室仕様

現在はロンドン・ニューヨーク・フランクフルト線に新しい仕様のファーストクラス「THE Suite」が導入されていますが、この時はまだ存在しておらず、「ANA FIRST SQUARE」仕様でした。

詳細については、ANA公式ページもご覧下さい。


参考
ファーストクラスシートana.co.jp

安全のしおり

まずはちゃんと読んでおくべき「安全のしおり

ちょっとしたトリビアですが、実はANAの「安全のしおり」は機種ごとにベースとなる色が違っています。ボーイング777-300ERの場合はオレンジ色になります。おそらく安全のためには必要なしおりなので、セッティングする時に間違えることが無いように色を変えているんでしょうね。ぜひ今度ANA便に搭乗した際は、何色か確認してみて下さい。

シートガイド

そして「シートガイド」。見るのは初めてなので、隅から隅まで熟読しました(笑)

座席周りのコントローラー・収納など

まずはシート周りからです。

座席左手には、各種収納やコントローラー類が配置されています。

左上から「リーディングライト」、その下にはヘッドフォン収納スペース。
真ん中の黒い部分の中には、モニターのコントローラーが収納されています。下側にはUSB等の電源があります。
一番右側の上部は、開閉式の小物入れ、メガネなどが収納できます。下部の液晶は、シートのコントローラーです。

こちらが一番左のヘッドフォン収納スペース

黒い部分の扉を開けると、このようにコントローラーが現れます。その下には、ライトスイッチと電源類です。

右側はこのような小物収納スペースとシートコントローラーになっています。

シート右手の壁面にも収納スペースが準備されています。席に座った状態で前方を眺めるとこのような風景です。

開けるとこんな感じになっています。

ちなみにシートに座った状態だと横はパーティションになっているので、他の乗客の様子は全く見えません。これならばVIP等もプライバシーを気にする必要もないですね。

シートから前に見を乗り出して横の方向を撮った写真です。ご覧のように他のシートは見えません。

ヘッドフォン

続いては、ヘッドフォンです。ソニーのノイズキャンセリングヘッドフォンにANAのロゴが入っています。

なんと2020年3月からは新型のノイズキャンセリングヘッドフォン「WH-1000XM3」に変更になるようです。

ソニーが特設サイトを作っています。

参考
ソニーのノイキャンが、世界の空を快適に。sony.co.jp

ブランケット

そしてこちらはブランケット。「テネリータ」製のコットンカシミヤマルチケットになります。非常に肌触りも良く、暖かいブランケットです。

テネリータ社の公式ページはこちらをご覧下さい。


参考
コットンカシミヤマルチケットtenerita.com

自宅で使用したい方はぜひご購入下さい。

アメニティーキット

そして最後は、アメニティーキットです。ANAのアメニティーキットは、2019年3月から「グローブ・トロッター」製に切り替わりましたが、今回の搭乗ではまだ在庫がはけていないのか、新しい「グローブ・トロッター」製ではなく、旧来の「サムソナイト」製のアメニティーキットでした。

新しい「グローブ・トロッター」製を期待していたので、ちょっとだけ残念でした。

サムソナイトのスーツケース型になっています。片側にはANAのロゴ、反対側にはサムソナイトのロゴが付いています。

中を開けると、このように収納されています。

中には以下のようなものが収納されています。

  • イヤープラグ
  • アイマスク
  • 歯ブラシセット
  • 資生堂「ザ・ギンザ」特製キット

です。

資生堂「ザ・ギンザ」特製キットの中身は、

  • クリーミークレンジングフォーム(洗顔料)  30g
  • エナジャイジングローション(化粧水)    52ml
  • モイスチャーライジングエマルジョン(乳液) 42g
  • スーペリアコットン(コットン)       4枚

となっています。

いつもアメニティーキットをもらっても、機内で全く使わずに家に持ち帰ってしまいます。そのまま使われることなく、放置されているんですよね。。。。。

ANAファーストクラスのトイレ

最初の方に少しだけ紹介しましたが、トイレの中の様子です。

ハンドタオルもちゃんと用意されているのは、さすがにファーストクラスですね。タオルの横のお花も本物です。無事ネスクラス等と比べてもスタイリッシュにデザインされています。

歯ブラシやフェースシート、マウスウォッシュなども準備されています。

ANA109便、羽田へ向けて出発

写真撮影にいそしんでいる間にすっかり準備は整いました。

羽田空港までは約13時間のフライトの予定です。画面を見ていただくとわかりますが、まだ冬時間だったので、時差は13時間。昼夜逆転状態です。

こちらが大まかなフライトルート。北極圏を通過していきます。こうやって平面地図で見ると大回りしているようですが、地球儀を確認するとこのルートが最短ルートになります。

羽田からアメリカに向かう場合は、東向きのジェット気流に乗って飛行するので早く到着しますが、逆にアメリカから日本に向かう場合は、このジェット気流に逆らって(逆風)飛行するため、余計に時間がかかります。

ゲートを離れ、滑走路へ向けてタキシングしていきます。

途中では日本では見かけない「JetStar」の飛行機も見えますね。

夕刻のJFK空港を離陸し、順調に上昇を続けます。

眼下にはこのような景色が見えます。

ここから約13時間の人生初のANAファーストクラスのフライトが始まります。

快適な空の旅を満喫していきます。

続きはこちら!

ANAファーストクラス搭乗記【後編】(NH109便ニューヨーク発羽田行)!ゆったりと寛ぎ、絶品の日本食を堪能!