今回、幸運にも貯めたANAマイルで発券したスターアライアンス特典航空券にてファーストクラスで世界1周をすることになりました。タイ・バンコクを最初の目的地として、ミュンヘン・ウィーン・ブダペスト、そしてニューヨークを巡ります。タイ国際航空、ルフトハンザ航空、ANAと計4回のファーストクラスにも搭乗しました。
世界1周記については、下のボタンをクリックしてご覧下さい。
今回は、タイ国際航空TG920便エアバスa380バンコク発フランクフルト行の搭乗までとファーストクラスの座席や機内の設備についてご紹介します。
タイ国際航空ロイヤルファーストラウンジから搭乗ゲートへ
搭乗時間が迫ると、スタッフの方が声をかけてくれますので、ラウンジを後にして搭乗ゲートへ向かいます。
搭乗ゲートまではすぐのため、今回はカートではなく、歩いて移動です。
C3ゲートから搭乗です。すでに最終搭乗案内になっています。
ゲートを通過し機内へ向かいます。
ファーストクラスとビジネスクラスは右側のブリッジから。ブリッジは2階と1階それぞれに繋がっています。
2階のドアから搭乗します。
2階(アッパーデッキ)の最前部のファーストクラスの様子です。
タイ国際航空エアバスa380について
タイ国際航空は現在6機のエアバスa380を保有しています。クラスはファースト・ビジネス・エコノミーの3クラスで総座席数は507席になります。
各クラスの詳細は以下の通りです。
クラス | 席数 | シートピッチ(cm) | シート幅 | リクライニング |
ファースト | 12 | 208 | 69 | 180° |
ビジネス | 60 | 112 | 51 | 180° |
エコノミー | 435 | 81 | 45-46 | 120° |
また、設備については以下の通りです。 ファーストクラスのモニターなどは最新ですね。
クラス | モニター | 電源 |
ファースト | 23インチ | 各席 |
ビジネス | 15.4インチ | 各席 |
エコノミー | 10.6インチ | 2−4席に1つ |
全体のシートマップはこのような感じとなり、2階は前方からファースト・ビジネス・エコノミー、1階は全てエコノミーとなります。
タイ国際航空エアバスa380ファーストクラスの機内設備
ファーストクラスのシートマップはこのようになっています。4席X3列で12席となります。
今回は、右側最前列の1Kの席です。
ファーストクラスの座席
こちらが1Kの座席になります。先頭ということもあって窓が2つしかありません。窓は多いほうが好きなので、2列目にすればよかったかなと思いました(笑)
ウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただきます。本物の蘭(オーキッド)とチョコレートが置いてあります。
座席周りの紹介です。
モニターは23インチの大きさです。席からモニターまではそれなりに距離がありますが、さすがにこれだけの大きさがあれば十分ですね。
ちょうど耳の横あたりには読書灯があります。ボタンを押すごとに明るくなるタイプです。
座席左側の肘掛け下は小物の収納スペースです。お水はすでにセットされていました。シートポジションを選べる簡易的なボタンも設置されています。
反対側の右側の肘掛け下には小物収納スペースとエンターテイメントのコントローラーがあります。アメニティがセットしてある場所には、電源とUSBコンセントがあります。スマホ等を充電しながら置いておくのに便利ですね。
肘掛けの先端部分には、シートのコントローラーがあります。こちらもマッサージ機能付きです。
窓側には謎のモニターが設置されています。何か映るのかと思ったのですが、単なるライトでした。
大型テーブルは離着陸時はモニター下にセットされていますが、食事の時などは自由に手前に引いて使うことができます。
シート前方にはジャケット等を入れられるラックも設置されています。
ヘッドホンは、AKG製のノイズキャンセリングヘッドホンです。行きのものと同じものですね。
座席は横4席ですが、通常のポジションで横を見ると、このような感じで他の乗客の様子は全くわかりません。
機体最前部の謎のスペース
ちょうど1Kの席の壁を挟んだ前にはこのようなスペースになっています。これだけで4人は座れますね。離着陸時の客室乗務員は別の場所に座っていますので、乗客用に作られているスペースです。
グループで来た時には談笑できますね。
こちらは夜間に機体後部の方向を撮影したものです。
2階と1階をつなぐ階段
機内の最前方、ちょうど上の写真の手前側には、1階と2階をつなぐ階段が設置されています。しかし乗客の乗り降りの際には利用せず、もっぱら客室乗務員の方が移動のために使っていました。
夜間はこのようにロープが張られ、利用できないようになっています。
バーカウンター
席で言うと、1Eと1Fの壁を挟んだ裏側にはバーカウンターが設置されています。しかしながら何も置かれてはいません。ファーストクラスなので、必要があれば客室乗務員の方を呼べばいいのでしょうね。
お手洗い
ファーストクラスにはお手洗いが、1Aの前方と、3Kの後方の2箇所(冒頭のシートマップで赤く囲んだ部分)にあります。
特に前方のお手洗いは着替え室を兼ねているため広いです。冒頭のシートマップで見ていただくとわかると思います。
ドアを開けると、正面には椅子があり、こちらでパジャマに着替えることができます。服を置く棚もありますね。
右手奥に進むと便座があります。
便座左手には洗面台。
タオルはパーパータオルではなく、本物のハンドタオルがセットされています。
ソープ類もナプキンとオーキッドで綺麗にセットされていますね。
便座の方向からドアの方向を写したものです。広さでいえば3畳分ぐらいの広さにはなるのではないでしょうか。
ファーストクラスのアメニティキット
羽田・バンコク間のファーストクラスでは、ポルシェデザインのアメニティキットでしたら、今回はリモワのスーツケース型のアメニティキットです。
中を開けると、ぎっしりとグッズが詰まっています。
中身を開けて並べてみます。
中身についての説明書きもついています。
入っているものは、
- オード・トワレ
- モイスチャライザー
- リップバーム
- フェイシャルスプレー
- ヘアブラシ
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- マウススプレー
になります。
羽田・バンコク間のアメニティーキットとは外も中も全く違いますね。羽田・バンコク間のファーストクラスの様子はこちらの記事をご覧下さい。
人生初のファーストクラス搭乗記!タイ航空TG683便羽田発バンコク行はタイらしいおもてなしで快適なフライト!
パジャマ
アメニティの1つとしてパジャマもあります。
柄が入っているのは袋の部分だけで、パジャマ自体はシンプルなベージュ色になります。お持ち帰りは自由ですので、このまま持って帰り、旅行中のパジャマとして利用しました。
お手洗いで着替えた際に撮った写真です。
インターネットアクセス用カード
インターネット接続が無料となるカードもいただけます。
20MB分のデータ通信量が無料になります。相当使わなければ十分なデータ量ですね。
今回はタイ国際航空エアバスa380のファーストクラスの様子についての紹介でした。
次回は、搭乗から到着までの機内食等をご紹介します。
続きはこちら!
タイ国際航空エアバスa380ファーストクラスで快適な空の旅!機内食などの様子を紹介!