今回、幸運にも貯めたANAマイルで発券したスターアライアンス特典航空券にてファーストクラスで世界1周をすることになりました。タイ・バンコクを最初の目的地として、ミュンヘン・ウィーン・ブダペスト、そしてニューヨークを巡ります。タイ国際航空、ルフトハンザ航空、ANAと計4回のファーストクラスにも搭乗しました。
これまでの世界1周旅行記については、下のボタンをクリックしてご覧下さい。
ウィーンからブダペストへ1泊2日の小旅行へ!
念願だったフィーンフィルのコンサート鑑賞をしました。
ウィーンフィルのコンサートを本拠地・楽友協会で鑑賞!黄金のホールと珠玉のサウンドを堪能した!
その翌日の土曜日から日曜日にかけて、1泊2日で初の東欧となるハンガリーの首都・ブダペストへ行きます。
ハンガリーのブダペストか、チェコスロバキアのプラハのどちらに行こうか迷ったのですが、ウィーンからのアクセスのしさすさを考えて、ハンガリーのブダペストに行くことに決定しました。
今回はウィーン・ブダペスト間のアクセス方法についての記事となります。ブダペストでの宿泊はこちらをご覧下さい。
ブダペスト・マリオット・ホテル宿泊記!ドナウ川ビューのモダンでキレイな観光にも便利なホテル!
観光の様子は別記事にてご紹介します。
ウィーン・ブダペスト間の移動は鉄道を利用
ウィーン・ブダペスト間は、直線距離にして約220km。移動方法としては、鉄道とバスがありますが、時間も早い鉄道を利用することにします。鉄道利用だと、一番早い電車で2時間20分ほどになります。
往復のチケットは事前にネットで購入
ヨーロッパの鉄道の場合は、早く購入すると安くチケットが買えることが多いので、事前にオンラインにてチケットを購入しました。
今回利用するのは、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)です。
ウィーン・ブダペスト間のチケット購入例
一例として、ウィーン中央駅からブダペスト西駅までのチケットを予約する方法を解説します。
上記のÖBBのトップページ画面から予約を行います。
出発駅として「Wien」、到着駅として「Budapest-Keleti」を指定します。
さらに日付と出発または到着時間を指定します。(適当な日付を選択しました)
そうすると対象となる電車の一覧が表示されますので、希望の電車を選択します。
電車を選択すると、料金の一覧が出ますので、希望の料金を選択します。今回は一番安い料金を選び、買い物カゴに追加します。
帰りのチケットをさらに同様に選び買い物カゴに追加し、クレジットカードで支払いを行います。
チケットは、ネットで印刷する方法と、駅の券売機で発券する方法が選べますので、都合の良い方法を選んで下さい。
料金はご覧のように、片道が35−40ユーロ程度、往復で70−80ユーロなので、日本円だと1万円弱で往復することができます。
ちなみに鉄道利用で国境を超えるのは初めての経験です。
レイルヨーロッパのチケットは高い
ヨーロッパでの電車利用の場合、「RAIL EUROPE」を利用される方もいるかと思います。こちらのサイトは日本語のページもあり、英語等が苦手な方は抵抗があるかもしれません。
ちなみに同一の日付でウィーン・ブダペスト間の料金を調べてみると、ご覧のように、片道6,500円となります。往復で13,000円ですから、オーストリア連邦鉄道のウェブサイトで予約するよりもだいぶ割高になっています。
「多少割高でも日本語で予約できるなら良い」という方もいるかもしれませんが、オーストリア連邦鉄道での予約も簡単にできますので、是非お好きな方を選んで下さい。
ウィーンからブダペストへ向けて出発
宿泊先のホテルインペリアルから地下鉄U1のカールスプラッツ駅からウィーン中央駅まで移動します。
ウィーン中央駅の券売機でチケットを発券します。
表示を見ると、8:42発のブダペスト西駅行は、9番ホームのD-Eから出発です。
9番ホームへ向かうと、すでに電車はホームに到着しています。
今回の電車は、レイルジェットではなく、普通の特急電車になりますので、車輌もちょっと古めかしいですね。
万が一のことも考えて、事前に3ユーロで座席指定もしておきました。
指定された座席へ行くと、上部の棚のところにこのようなシールが貼られています。逆にシールが貼られていないところは座席指定されていない席なので、座席指定しなければシールの貼っていない席に座ればOKです。
座席はこのような感じです。やや古めかしい感じですが、座り心地は良かったです。
基本的にはこのように2席と2席が向かい合わさったレイアウトになっています。
出発前の車内の様子です。比較的空いており、4割程度の乗車率でした。
オーストリアとハンガリーの国境付近はこのようなのどかな風景です。
電車に揺られること2時間20分ほどでブダペスト西駅に到着です。
こちらは先頭の電気機関車です。
ブダペスト西駅は、モダンなウィーン中央駅と比べるとレトロな感じです。
駅舎の外側のホームに到着したため、駅舎へ向かって出口を目指します。
駅の中は歴史を感じる建物ですね。
ブダペスト西駅構内のATMでハンガリー・フォリントをキャッシング
ハンガリーは、独自の通貨を利用しており、ユーロが使えないことも多いようなので、ハンガリーの通貨である「ハンガリー・フォリント(HUF)」をおろします。
正面出口の両側にこのようなATM(青色)があるので、こちらでクレジットカードを利用してフォリントをキャッシングしました。
感覚としては、1フォリント=0.4円ぐらいです。
ブダペスト西駅からブダペストマリオット・ホテルへ
今回のブダペストでの宿泊は「ブダペスト・マリオット・ホテル」になるので、ホテルへそのまま向かいチェックインすることにします。
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ブダペスト・マリオット・ホテルへは、ブダペスト西駅から地下鉄2号線に乗り、「Deak Ferenc ter駅」まで1本です。
こちらはブダペスト西駅の正面です。
このような外観です。
駅を出るとこのような光景です。ちょっと天気は悪くどんよりとした曇空です。
正面には地下鉄への入り口がありますので、こちらを進みます。
どんどん進んで行くと、このような地下鉄の出入り口があります。
駅の入り口には券売機がありますので、こちらでチケットを購入します。
今回のブダペスト滞在は25時間ほどなので、1日券を購入しました。値段は1,650HUF、日本円だと約650円ぐらいですね。
ちなみにどこの駅にも係員がいて、チケットをチェックしていますので、くれぐれもチケットの買い忘れがないようにして下さい。
地下鉄2号線のホームへ向かいます。
長ーいエスカレーターを降りていきます。
ホーム階に到着。行き先を間違えないにしてくださいね。
ホームの壁面の様子です。綺麗なディスプレイですね。
地下鉄2号線は比較的新しい電車でした。
「Derek Ferenc Ter駅」に到着です。
またまた長いエスカレーターを上がり出口を目指します。
出口はいくつかありますが、Googleマップを頼りに目的の出口を目指します。
こちらが出口を出た風景です。
振り返ると地下鉄の出入り口です。
ヨーロッパらしい景色ですね。
駅をグルっと周るようにしてホテルを目指します。
両側にはブランド店等も並ぶ通りを直進していきます。
通りをどんどん直進します。
直進すると、ドナウ川に突き当たります。正面右手にはブダ王宮が見えます。
川の手前には路面電車が走っていますね。
振り返るとそこが目的地の「ブダペスト・マリオット・ホテル」です。
ブダペストからウィーンへの帰路
約25時間のブダペスト滞在を終え、ウィーンへ戻ります。
この日はご覧のような快晴です。3月にしてはものすごく暑く20度超え。前日は風が強く気温1桁でしたのが、この日はコート無しでも暑いぐらいの陽気でした。
帰りもブダペスト西駅からになります。
帰りはミュンヘン行きの電車になります。
帰りの電車は、最新の高速列車のレイルジェットです。
こちらは車内に設置されている表示板です。ウィーンまでは約2時間20分。ウィーンからミュンヘンまではさらに4時間20分ほどかかりますね。途中で以前行ったモーツァルト生誕の地であるザルツブルクも通ります。
車内の写真はあまりないのですが、こんな感じです。行きの電車と比較すると新しくて綺麗ですね。ちなみに帰りの電車は満席でした。
こちらはトイレの中の様子です。壁にはオーストリアの風景がラッピングされています。なかなかおしゃれですね。
手洗い台もモダンな感じです。
こちらは連結部の様子です。
途中で国境超えのパスポート検査、そしてウィーンへ
行きのウィーン→ブダペストでは、途中でのパスポートチェックはありませんでしたが、帰りは国境を超えるあたりで、オーストリア側でのパスポートチェックがありました。とはいっても、パスポートを見せるだけなのですが。。。。。
しばらくウトウトしていたらあっという間にウィーン中央駅に到着です。
ウィーンで降りる人、そして乗り込む人でホームは混雑しています。
この後は、地下鉄U1に乗ってカールスプラッツ駅まで行き、再度ホテルインペリアルにチェックインしました。
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ウィーン・ブダペスト間の移動方法についてのまとめ
今回、初めてブダペストを訪問しました。ウィーンからは電車1本で片道2.5時間程度なのでアクセスは楽でした。
費用も往復で1万円程度ですので、気軽に行けますね。
電車を利用するなら、オーストリア連邦鉄道のレイルジェットが快適・綺麗でおすすめです。
うまく時間帯を選んで、往復ともにレイルジェット利用すれば、快適に移動できると思います。
続きはこちら!
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