こちらの記事は2022年8月時点の記事となります。現在とは状況が違いますので、その点ご理解下さい。
PCR検査結果が陽性となり、ホテルを延泊し、自己隔離することに!
こちら記事にて書いたように、帰国にあたり受けたPCR検査にて「陽性」が判明し、このままフランクフルトにとどまることなりました。
現在滞在中のお部屋のチェックアウト時間が迫ってきたため、フロントへ向かい、チェックアウト、そして延泊分のチェックインを行います。
新たにチェックインし、5泊の延泊を行う!
念の為、対応してくれたスタッフの方には、PCR検査「陽性」の事実を伝え、5泊延泊する旨を伝えました。
新たにアサインされたお部屋はデラックスルームです。
自己隔離に配慮してくれたのかどうはわかりませんが、広いお部屋になります。
ベッドはダブルベッド。ゆったりとしていてありがたいですね。
窓側にはソファーとワーキングデスクです。
バスルームの様子。非常にシンプルですっきりしています。
バスタブにシャワーが付いています。
窓から見える風景です。左側の建物はドイツ鉄道のフランクフルト空港駅です。
右手の森の奥にはフランクフルト市内中心部が見えます。
今後のことを考え、飲み物等を買い込んでおく
おそらくこれから体調が悪くなり、部屋に軟禁状態になることが想定されることから、飲み物だけは確保しておこうと思い、近くのコンビニに買い物に行きました。こちらの「REWE」というお店になります。
日用品、食料品まで一通りのものが揃っています。食べ物は多少持っているので、今回はミネラルウォーターだけ大量に買い込みました。(通常のミネラルウォーターと炭酸入りがあるので、注意が必要です。)
関係各所との連絡
日本大使館への連絡
念の為、在フランクフルト日本大使館にコロナ陽性のため帰国できずにホテル自主隔離中の旨の連絡を入れました。しばらくして大使館より、以下の趣旨のメールが来ました。
- PCR検査の陽性結果の翌日を1日目として5日間の自主隔離が必要となる。
- 無症状となってから48時間後に自己隔離を終了することが推奨されている。
- 自己隔離終了後、通常は保健局に届出る、検査を再度受けるなどの義務は現在ないが、場合によっては保健局から連絡があり何か指示を受ける可能性もある。
- 滞在中のホテルには陽性結果が出た旨、知らせておく必要がある。
- 一日も早い回復をお祈りします。
との内容でした。
ある程度この内容を想定して、6日後のフライトに変更しておいて良かったと思います。
ドイツ保健局からの連絡
お昼すぎにドイツ国内の電話番号からスマホに着信がありました。
出てみると、ドイツ保健当局からの電話でした。内容としては、
- PCR検査結果が陽性のため、最低5日間の自己隔離が必要である。
- 今はどこにいるのか?
でした。必要な内容を答え、電話を終えました。
ホテルのマネージャーからの連絡
ドイツ保健当局からの電話の数時間後に、ホテルのマネージャーから電話がありました。フロントスタッフとドイツ保健当局からの連絡を受け、今後の対応についての連絡でした。その内容は、
- 自己隔離中は部屋からむやみに外出しないように。
- 食べ物・飲み物が必要な場合は、ルームサービスで頼むように。
- ルームサービスを頼んだ場合は、部屋の外に置き、チャイムで合図をするので、自分で受け取ってほしい。
- 医療機関を利用したい場合は、こちらで案内できるので連絡して欲しい。
- その他何か困ったことがあれば、フロントに連絡して欲しい
とのことでした。
以前、テレビで見ていた自己隔離の様子を覚えたいたので、まあ適切な対応だろうなぁと感じました。
自己隔離中の体調・様子
ワクチンはファイザー製を3回接種済
ワクチンについてはファイザー製を3回接種済です。
初日の午後は、チェックイン・チェックアウトや関係各所とのやり取りをしながらゆったりと過ごしていましたが、夕方ぐらいから喉が猛烈に痛くなってきました。
それに伴い熱も高くなってきて、38度を超すような状況になってきました。
喉の痛みについては、水を飲むのも激痛で、ツバを飲み込むのも一苦労です。
常備薬のイブクイックを飲んで何とか耐えます。
個人的には、「イブクイックDX」ではなく、通常の「イブクイック」の方が合っているようです。なぜか「バファリン」はあまり合わないようです。
ワクチンを3回接種済でもこのような症状ですので、もしワクチン未接種だったと思うと恐ろしいですね。
2日目には発熱が39度を超える
イブクイックを飲んで何とか誤魔化していますが、2日目朝には発熱が39度になりました。
喉の激痛は相変わらずです。
薬を飲むためにも何か食べる必要がありますが、その「食べる」ためにも喉の激痛と格闘しなければなりません。
自己隔離を支えた食料品
2019年に世界一周を行った際に、いろいろと食料品を持っていたことが非常に役立ちました。
そのため、今回も旅行にあたっては、非常食として食べ物をいろいろと持参していました。食べなければ帰国した後、非常食として備蓄しておけば良いと思っていたからです。
持ってきた食料品はこういった品々です。
前回は、カップヌードル各種のリフィルを持っていったのですが、今はどうやら売っていないようですね。
これらの食べ物を喉の激痛をおして少しずつ食べ、自己隔離をなんとか過ごしました。結局持ってきた食料品は全て消費してしまいました。
2日目夜には、発熱が39.7度に達する
喉の痛みをおして食べ物を食べ、イブクイックを飲んで寝ていましたが、コロナの猛威に体が蝕まれていきます。
2日目の夜には、39.7度を記録しました。
頭はボォーとし、寒気を感じます。
何もできずに、ひたすらベッドで横になるのみです。
医療機関にかかるべきか悩みましたが、「何とか治るだろう」という根拠のない自信だけはあり、そのまま寝込むことで対処します。
日本にいる家族は心配してLINEをくれますが、本当のことを言って心配させたくないと思い、「熱は37度ぐらい」と伝えていました。(日本に帰国した後に本当のことは伝えましたよ)
熱は徐々に下がり始める
ウィルスとの格闘が落ち着いてきたのか、少しずつ熱は収まってきました。それもで37度代です。
一方、喉の激痛はおさまる気配がありません。
あいかわらず食べ物や飲み物を飲み込む時は激痛を我慢しながらという状況です。
そして5日目には、熱はやっと平熱近くに落ち着いてきました。
部屋にいてもやることがないので、飛行機を眺めてボーッとして過ごす
熱は下がってきましたが、まだ体はだるい状態です。
部屋にいるだけなので何もすることがありません。
テレビを見る気力もなく、スマホを見て時間を潰すぐらいです。
時間帯によっては窓の外を着陸機がおりてくるので、その様子をただただ眺めていました。
買い出しに出かける
まだ自己隔離中ではありますが、持ってきた食料が尽きたので、以前行ったコンビニ”DEWE”に買い出しに出かけます。
おにぎりを見かけたので、2つ購入しました。
また喉の激痛も耐えかねるので、DEWEの隣にある薬局にて、喉の薬を購入しました。
ドイツ語はわからないので、スマホのGoogle翻訳にてドイツ語に訳した文を見せたところ、担当してくれた女性が日系ドイツ人の方で、「喉の痛み用の薬ですね」と日本語で返してくれました。
おかげで症状を的確に伝えることができ、おすすめの薬を購入することができました。
購入したのは、こちらの「薬用のど飴」
そして「喉スプレー」です。
やはり薬の量が日本よりも多いのか、痛みはだいぶ楽になりました。(でもまだ飲み込むと痛みはあります)
帰国に備えてPCR検査を受ける
帰国にあたっては、入国72時間前以内のPCR検査検査の「陰性証明」が必要になります。
なるべくギリギリのタイミングで受けた方が良いと思い、6日目の朝一番で、先日受けたECO CareにてPCR検査を受診します。
のど飴を多めになめ、喉スプレーを多めにして検査にのぞみます。
検査する時、「前回、陽性になっちゃって6日間自己隔離していた。今日の夜のフライトで帰らなければならないんだよね」などと雑談をしていました。
その効果があったのかはわかりませんでしたが、喉の粘膜を取る強さが以前よりソフトだったような笑
数時間後、PCR検査の結果がメールで送付されてきました。
祈るようにしてメールを開けてみると、奇跡の「陰性」の文字が!
これでやっと帰国できます。
急いでmySOSにて、陰性証明を登録します。
mySOSの画面が青に変わり、これで日本帰国のための準備が完了しました。
レイトチェックアウトでぎりぎりまでホテルで過ごす
フライトは21:00頃なので、レイトチェックアウトでギリギリまでホテル過ごします。
シャワーを浴びて出発準備は完了。
チェックアウトして、帰国の途につきます。
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