今回、幸運にも貯めたANAマイルで発券したスターアライアンス特典航空券にてファーストクラスで世界1周をしてきました。タイ・バンコクを最初の目的地として、ミュンヘン・ウィーン・ブダペスト、そしてニューヨークを巡ります。タイ国際航空、ルフトハンザ航空、ANAと計4回のファーストクラスにも搭乗しました。
これまでの世界1周旅行記については、下のボタンをクリックしてご覧下さい。
ニューヨーク・マンハッタン中心部のマリオット系ホテル
マリオット本拠地のアメリカ、そして人も多く集まるニューヨーク・マンハッタン中心部には多くのマリオット系ホテルがあり、その数は50軒近くになります。カテゴリー8の「リッツ・カールトン」「セントレジス」を筆頭に様々なブランドのホテルがあります。立地やブランド、そして値段など自分の好きなタイプのホテルを選ぶことができますね。
全部を紹介しきれないので、カテゴリーの高いホテルを中心にピックアップしてみました。
ホテル名 | カテゴリー |
ザ・リッツ・カールトン・ニューヨーク・セントラルパーク | 8 |
セントレジス・ニューヨーク | 8 |
チャトワル,ラグジュアリーコレクションホテル,ニューヨークシティー | 8 |
グラマシー・パークホテル,ニューヨーク,デザインホテル | 8 |
Wニューヨーク・タイムズスクエア | 7 |
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク | 7 |
ニューヨーク・マリオット・マーキス | 6 |
ウェスティン・ニューヨーク・グランドセントラル | 6 |
ウェスティン・ニューヨーク・タイムズスクエア | 6 |
ルネッサンス・ニューヨーク・ホテル | 6 |
コートヤード・ニューヨーク・マンハッタン・タイムズスクエア | 5 |
ACホテル・バイ・マリオット・ニューヨーク・タイムズスクエア | 5 |
エレメント・ニューヨーク・タイムズスクエアウェスト | 5 |
フォーポイントバイシェラトン・ミッドタウンータイムズスクエア | 5 |
シェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエアホテル | 5 |
ルメリティアン・ニューヨーク、セントラルパーク | 5 |
カテゴリーの高いホテルを中心に選んでみましたが、それだけでもこれだけのホテルがあるので、選択肢は非常に多いですね。
ニューヨーク2軒目の宿泊先は「セントレジス・ニューヨーク」
今回のニューヨークは帰りのフライトの都合により5泊することになります。最初の3泊は、少しリーズナブルに「コートヤード・ニューヨーク・マンハッタン・タイムズスクエア」に宿泊しました。
コートヤード・ニューヨーク・マンハッタン・タイムズスクエア宿泊記!場所は最高で観光などのアクセスに便利!
残りの2泊は、マリオット系ホテルの中でも最高級に位置する「リッツ・カールトン」と「セントレジス」には泊まります。まずは「セントレジス・ニューヨーク」に先に宿泊します。
マリオットポイントによる無料宿泊
今回の旅行ではホテル代は貯めてあるマリオットポイントによる無料宿泊で全てカバーします。「セントレジス・ニューヨーク」はマリオットのホテルカテゴリーが最高の「8」となるため、無料宿泊に必要なポイントは85,000ポイント/泊になります。
マリオットポイントのおかげで、今回の世界1周での総額数十万円分のホテル代が全て無料なので、やはり持っておくべきはSPGアメックスですね。
ホテルの上級会員に興味のある方は、こちらの記事を是非ご覧下さい。
「セントレジス・ニューヨーク」について
「セントレジス・ニューヨーク」の概要
ホテル名 | ST REGIS New York (セントレジス・ニューヨーク) |
住所 | Two East 55th Street, New York, New York 10022, UNITED STATES |
最寄り駅 | 地下鉄53rd Street-5th Avenue (E,M) Station駅より徒歩3分 |
開業年 | 1904年 |
改装年 | 2005年 |
チェックイン | 16:00 |
チェックアウト | 12:00 |
総部屋数 | 171部屋 |
「セントレジス・ニューヨーク」の場所
「セントレジス・ニューヨーク」はフィフス・アベニューを横に入ってすぐの場所にあり、あの「トランプタワー」や「ロックフェラーセンター」などに近い場所にあります。
ホテルの公式ページは以下をご覧下さい。
参考
ST REGIS New Yorkwww.marriott.co.jp
「セントレジス・ニューヨーク」にチェックイン
この日は朝から、「あと2つのメトロポリタン美術館」である「ブロイヤー美術館」「クロイスターズ美術館」に行っていました。
あと2つの「メトロポリタン美術館」!特化したテーマの「ブロイヤー美術館」と「クロイスターズ美術館」
その見学から一旦「コートヤード・ニューヨーク・マンハッタン・タイムズスクエア」に戻り、レイトチェックアウトしてから「セントレジス・ニューヨーク」に向かいます。
微妙な距離なので、どうやって行こうか迷いました。
タクシーで行くか、地下鉄を使うか、徒歩にするか。
結局、少し長めですが、スーツケースをガラガラと転がしながら徒歩で行くことにしました。距離はちょうど1マイル(1.6キロ)で、約20分強です。
ニューヨークの町並みを眺めながらでしたので、思いのほか気分的には早く到着しました。
ドアを入り、フロントへ向かいます。金ピカのドアですが、派手というよりは重厚感がありますね。
フロントでチェックインを行います。
フロントの天井部分には、絵が描かれ、シャンデリアが下がっています。重厚で豪華な雰囲気ですね。
チェックイン時間は16:00〜でちょうどそのぐらいに到着したのですが、まだ部屋が準備できていないとのこと。部屋が準備でき次第電話するので、待っていて欲しいと言われました。
せっかくなので、ホテル近辺をウロウロすることにし、近くにあるトランプタワーを見に行きました。その様子はあらためて書きたいと思います。
30分ほどして「部屋の準備が出来た!」との電話があり、ホテルへ向かい、チェックインを行いました。
お部屋は1ランクのアップグレード!
マリオットポイントによる無料宿泊のため、予約している部屋は一番スーペリアルームです。しかし今回はプラチナエリートのメリットで、1ランク上のお部屋へのアップグレードがありました。
お部屋のグレードは
- スーペリアルーム →ポイントによる無料宿泊で予約したお部屋
- デラックスルーム →アサインされたお部屋
- グランドデラックスルーム
- アスタースイート
- デラックススイート
- マディソンスイート
- セントレジススイート
- ・・・・・他スイート多数あり
となっています。
今回は、1ランクアップグレードしていただき、「デラックスルーム」となりました。SPGアメックスを持ち、かつプラチナエリート資格によるメリットになります。当然ながらアップグレードは無料になります。
1人での宿泊なので、どの部屋でも快適ではあるのですが、それでもアップグレードしていただけると嬉しいですね。
「セントレジス・ニューヨーク」のデラックルームの様子
今回のお部屋は14階の1415号室になります。
エレベータを降りると、ドアがあり、中へ入ると廊下になっています。
廊下はこのような落ち着いた感じです。
ドアを入って中に入ると正面にはお部屋、手前の左側がバスルーム、右側がクローゼットになっています。
ベッドは、ご覧のようにキングサイズのベッドになります。派手ではなく落ち着いた感じでいいですね。
ベッドの向かい側にはソファーが置かれています。
テレビは壁掛けタイプ。サムスン製のテレビでした。テレビ下にバータイプのホームシアタースピーカーが着いていますので、音はクリアで良かったです。スポーツとニュースしか見ませんでしたけど。
部屋の様子をパノラマで撮るとこのような感じです。
テレビの下のキャビネットの中には、冷蔵庫とミニバー等が入っています。飲み物と食べ物がしっかりとセットされていますが、一切手を付けませんでした(笑) やはりお高いです。。。。
こちらは無料のお水です。もちろんいただきました。
窓側にはワークデスクが置かれています。デスク自体も立派なのですが、引き出しを開けてみると中もちゃんとしています。
セントレジスのロゴの入ったプラスチックボックの中にはちょっとした文房具がセットされています。こういった気配りは嬉しいですね。
廊下側のクローゼットの中にはセーフティーボックスと引き出しが付いています。高級ホテルだと引き出しがちゃんと付いていますね。長めの滞在の時は引き出しがあると嬉しいです。
バスローブも厚手で着心地が良かったですよ。
窓の外に見える景色です。中央に飛び出して見える建物は、観光地となっている「トランプタワー」です。
「セントレジス・ニューヨーク」のデラックルームのバスルームの様子
続いてはバスルームになります。入って右手にはダブルボウルの洗面台です。大理石で重厚感がありますね。
左手にはバスタブ。結局使いませんでした。
そして正面にはシャワーブースです。水圧も強く快適でした。
シャワーブースの隣にトイレです。ちゃんと扉が付いているので、2人の時にはありがいですね。
そして驚いたのがこちら。洗面台の鏡の中がテレビになっています。はじめは全く気づかず、洗面台にリモコンが置いてあったので、「何のリモコン?」と思って付けたらテレビがついてびっくりしました。ちょうどバスタブの正面なので、お風呂に浸かりながらテレビを楽しむことができます。
「セントレジス・ニューヨーク」の”デスティネーションフィー”
「セントレジス・ニューヨーク」に宿泊する場合は、宿泊料金+諸税以外に、「デスティネーションフィー」として1泊50ドル+税金がかかります。
これは有料・無料宿泊を問わずにかかりますので、今回はポイントによる無料宿泊でしたが、ちゃんと請求がありました。
しかしこの「デスティネーションフィー」では上の写真のように、それ相当のサービスを受けることができます。内容としては、
- 50ドル分の飲食(ミニバーは除く)
- 50ドル分のランドリーとドライクリーニング
- 25ドル分のヘアサロン利用
- 無料インターネット、無制限の電話
- 「MoMA」もしくは「メトロポリタン美術館」のチケット2枚
となります。
バーの利用と、「MoMA」のチケット1枚と引き換えました。
フロントで仕組みについて質問して説明してもらったのですが、どうもクリアに理解できませんでした。
ちなみにバーの利用は30ドル相当、MoMAのチケットは25ドル相当でしたが、ホテルからの請求は50ドル+税のみでした。
「セントレジス・ニューヨーク」のバーラウンジ「King Cole Bar」
「デスティネーションフィー」を使って、夜は、メインバーの「King Cole Bar」に行ってみました。
こちらのバーは、「ブラッディーマリー」の発祥と言われています。
レッドスナッパー
オリジナルのブラッディーマリー
1934年、有名なバーゲンのフェルナンド・ペティオは、セントレジス・ニューヨークのキング・コール・バーで「ブロディ・メアリー」と呼ばれるウォッカ・アンド・トマトジュース・カクテルのレシピを完成させました。 当初は “Bloody Mary”という名前で呼ばれ、ホテルの洗練された顧客を怒らせないようにカクテルは “Red Snapper”と改名されました。 80年以上の後、象徴的なブラッディ・メアリーはセントレジスの代表的なカクテルとして残っています。
世界各国のセントレジスには、それぞれオリジナルの「ブラッディーマリー」があるようですね。興味のある方は是非こちらをご覧下さい。
参考
ブラッディーマリーst-regis.marriott.com
上の写真は公式ページの写真ですが、実際に行くとガラス張りになっており、このような雰囲気になります。
席に着くと、このようなおつまみが何も言わなくても出てきます。結構山盛りですが、どれも美味しかったですよ。
メニューには様々な「ブラッディ・マリー」がのっています。セントレジス大阪の「将軍マリー」ものっています。
ここはニューヨークなので、「レッドスナッパー」をいただきました。マドラーにはセントレジスのロゴがついています。
味はというと、正直、好みではありませんでした。恐らくタバスコが入っているのだと思いますが、かなり辛めで、おかげでおつまみがよく進みました。(笑)
2杯目は別のものを頼もうと思ったのですが、閉店時間も近づいていたようなので、1杯だけ飲んで部屋に引き上げました。
チップを入れて30ドルを部屋にチャージしてもらいました。
「セントレジス・ニューヨーク」の朝食は「アストンコート(Aston Court)」
プラチナエリートの特典として無料の朝食がついています。
朝食会場はロビー左手奥の「アストンコート(Aston Court)」になります。
柱の外側にも席がありますが、それほど大きな場所ではありません。
天井はこのような絵がかかれています。ヨーロッパのホテルの雰囲気ですね。
メニューは全てオーダーする形式で、いわゆる「ブッフェ形式」ではありません。ちゃんとした食事をすると50ドルほどになりますので、やはり高いですね・・・・。
昨晩は遅かったこともあり、軽く朝食ということで「コンチネンタル」を頼みました。
山盛りのパンとジュースをいただきます。でもさすがにパンを全部は食べれませんでした。
ジャムもこのようにロゴ入りで出てきます。
朝食に関しては、ヨーロッパのホテルの方がゆったりとブッフェ形式で食べれるのでいいですね。
「セントレジス・ニューヨーク」に宿泊した感想
「セントレジス」の本拠地ニューヨークに宿泊しましたが、やはりサービスや雰囲気は良いですね。
実はセントレジスに宿泊するのは、「セントレジス・ローマ」「セントレジス・フローレンス(フィレンツェ)」に続いて3回目となります。
元々好きなブランドのホテルでしたし、やはりサービス等様々な点で満足できるホテルでした。
しかし有償で泊まろうとすると、一番スタンダートな「スーペリアルーム」でも、最安の時期で1泊8万円ほど、高い時期だと10万円にもなりますので、かなり気合を入れないと宿泊できないですね。
今回はマリオットポイントによる無料宿泊でしたが、こういったホテルに宿泊するのが、一番ポイントの有効的な使い方かなと思います。
マリオットに興味がある方は是非こちらの記事を熟読下さいね。
続きはこちら!
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