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ANAのエアバスA380初号機が塗装後のロールアウト!来春からハワイ特典航空券は取りやすくなるか?

ANAエアバスA380最新情報

エアバス・ハンブルグ工場にて、塗装後の姿をお披露目


参考
日本初のA380お披露目www.aviationwire.jp

エアバス・ハンブルグ工場での塗装行程の様子

ANAのエアバスA380の初号機の塗装には、16色の塗料が合わせて3300リットル使われ、120人の作業者が21日掛かりで面積にして3600平方メートルを塗装したとのことです。

その塗装工程の様子をエアバスの公式Youtubeにて公開しています。

2019春、エアバスA380がANAハワイ路線に就航予定

すでに多くのメディアで報道されているように、ANAは2019年春から、ハワイ・ホノルル便に総2階建の超大型機エアバスA380を就航させます。

特設ページも作り、JALの牙城であるハワイ路線を切り崩すべく、積極的にPRしていますね。


参考
エアバスA380型機 2019年春就航予定!www.ana.co.jp

エアバスA380を3機導入して運用していくことになります。その導入経緯は、スカイマークの再建で主導権を握るため、債権者のエアバスを味方につけるために購入するなど、いろいろな噂もありましたが、関係者以外にはわからない話なので、謎のままです。


参考
なぜANAはハワイにA380を導入するのか 特集・A380はゲームチェンジャーかwww.aviationwire.jp

機内仕様については発表済

上記の特設ページでも紹介されていますが、仕様については、以下の通りとなります。

機材 エアバスA380-800 × 3機
定員 520人
(内訳)
・ファーストクラス  8席
・ビジネスクラス  56席
・プレミアムエコノミー 73席
・エコノミークラス 383席

機内レイアウトは以下のようになります。

2階(アッパーデッキ)部分に上級シート、1階(ローワーデッキ)部分にはエコノミークラスを配置しています。同じエアバスA380でも、各社によって機内レイアウトは全然違いますので、このあたりに各社の考え方が出ているんでしょうね。

各社のA380シートマップ

各社でレイアウトに違いがありますので、参考までに主なエアラインのエアバスA380のレイアウトを紹介します。

2階席(アッパーデッキ)に上級クラスを設定しているアエライン

1階よりも2階を重視して、2階席に上級クラスを設定しているエアラインになります。

・ルフトハンザ航空

・タイ国際航空

機体前方に上級クラスを設定しているエアライン

一方で、1階席最前部に最上級クラスを設置し、機体前方に上級クラスを設置しているエアラインです。

・エールフランス航空

シンガポール航空は、同じA380でも複数のレイアウトがあり、機材によって、両方のタイプが混在しています。

ホノルル便初のファーストクラスを設定

ANAとしては、ホノルル便としては初のファーストクラスを導入します。JALは期間限定でホノルル便にファーストクラス設定のあるボーイング777-300ERを導入しており、好評をはくしているようなので、負けじと導入ですね。

ファーストクラスシートのコンセプトは、現在運航中のファーストクラスと同じですが、色合いが黒ベースとなり、シックな印象を受けます。

個人的にはホノルル便なので、これまでのような白と青ベースの方が爽やかな感じがして良かったような気もします。機内内装との色合いによって印象が変わるかもしれませんので、機内全体の公開まで楽しみに待ちたいと思います。

ビジネスクラスのシート

基本的なつくりは、現在のスタッガードのビジネスクラスと同じですが、席が完全に互い違いではなく、隣合っている席と離れている席があるパターンになっています。

ホノルル線だと、レジャー需要が多い路線なので、席のつくりはそのままに、レイアウトを変えることで、夫婦や恋人が並びあって乗れるのはいいですね。

ビジネスクラスは収益性が高いクラスであるため、各社ともに知恵を出して様々なシートを開発しています。以前、こちらの記事でビジネスクラスシートについて書きましたので、こちらも併せてご覧下さい。

プレミアムエコノミーのシート

色味は違うものの、現行のプレミアムエコノミーのシートと大きくは変わっていない印象ですね。

エコノミークラスのシート

こちらは色味も含めて、大きくは変わっていない印象です。

ANAカウチ

これがもしかしたら一番の目玉かもしれませんね。
果たして追加料金がどの程度になるのかが気になるところです。値段設定がかなり難しいような気がします。

日本の航空会社で初となるカウチシート「ANA COUCHii」を導入します。
ご家族やカップルなどご利用人数に応じた追加料金で、3席もしくは4席分のレッグレストをあげて、
ベッドのように利用することが可能です。カウチシート専用の寝具もご用意します。

ANA向けエアバスA380初号機がロールアウト

さて、だいぶ前置きが長くなってしまいましが、上で紹介したANA向けエアバスA380は、エアバスのフランス・トゥールーズ工場にて組立作業を行っていましたが、先日、初号機の組立作業が完了したとのニュースがありました。

以下がニュースの全文になります。

エアバスは現地時間8月30日、全日本空輸(ANA/NH)向けA380の初号機が仏トゥールーズの最終組立工場からロールアウトしたと発表した。数週間以内に初飛行する見通し。

今後は初飛行に向けた地上試験を屋外で実施。初飛行後は客室の装備品取り付けや塗装作業を行うため、独ハンブルクにある同社の工場へ向かう。

ANAを傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は、A380の新造機を3機発注済み。「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付け、ハワイの空と海、夕陽をイメージしたデザインとし、青(ANAブルー)と深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)に仕上げる。

座席数は4クラス520席で、ANAのホノルル線では初のファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席。エンジンはロールス・ロイス製トレント900を採用した。初号機と2号機は2019年度4-6月期(第1四半期)に、3号機は2020年度4-6月期に受領する見通し。

塗装作業は年内にも終える予定で、2019年3月までに引き渡す計画。ANAは受領後、パイロットや整備士、グランドハンドリング(地上支援)などの訓練を進め、早ければ1カ月後の4月にも就航するとみられる。

ANAは今秋をめどに、A380の就航日や運航スケジュールを発表する。


参考
ANAのA380、最終組立工場からロールアウトwww.aviationwire.jp

秋口には、このままの塗装状態で初飛行する様子が見られると思いますので、楽しみに待っていましょう。

ANA向けエアバスA380の機材詳細

新しく新造されるエアバスA380の3機については、すでに航空局に対して、機材番号の申請がされており、機体番号(レジ)は「JA381A」から「JA383A」までが使用されます。

初号機「JA381A」は2019年3月、2号機の「JA382A」は5月、3号機の「JA383A」は11月の本登録が予定されています。

ANAがA380に搭載するエンジンについては、ロールス・ロイスのトレント970B-84が搭載予定となっています。トレント970B-84はシンガポール航空やブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空などのエアバスA380にて利用されています。

エアバスA380の運航スケジュールは?

現在、ANAは、ホノルル路線を以下のように3往復運航しています。(夏スケジュールの場合)

便名 機材 出発 ホノルル着 便名 ホノルル発 到着
NH184 787-9 20:10(成田) 8:45 NH183 11:20 14:35(成田)
NH182 787-9 21:35(成田) 10:15 NH181 12:45 16:00(成田)
NH186 787-9 21:55(羽田) 10:30 NH185 14:15 17:25(羽田)

羽田空港については、現在、規制によりエアバスA380定期便の就航が制限されているため、成田発の2便がA380による運航(1機は予備)となるでしょう。

現在のボーイング787-9であれば、機材繰りで、他の機材に入れ替えて運用することも可能ですが、エアバスA380は当面はホノルル便専用となるので、1機が予備として遊ぶのは勿体ないですが、運用上仕方がないのでしょうね。

機材に余裕が出てくれば、国際線フラッグシップのボーイング777-300ERを羽田路線に利用し、成田線と同様にファーストクラス設定というのもあるかもしれませんね。

すでに2019年夏のハワイ便の特典航空券は空席待ち

ANA国際線の特典航空券予約開始は、搭乗日の355日前から開始となります。すでに2019年夏休み期間の予約開始時期は過ぎてしまっているので、ホノルル便については、当然ながら空席待ちばかりになります。

ただでさえ少ないホノルル便の特典航空券をハワイ好きなANAマイラーが奪い合うのですから、当然といえば当然ですね。

ただし、エアバスA380の就航以降は、特典航空券の枠が広がることが予想されています。実際に、ANAホールディングの平子社長が株主総会時に語った内容がニュースとして掲載されています。

「特典航空券で利用可能に」、株主限定ツアーも計画

 平子社長は日本ーハワイ間のマーケット規模について、「昨年度は150万人規模。1日あたり約4000名が渡航している」ことに言及。「リーマン・ショックなどの影響を受けることなく、需要は安定的に推移している」との認識を示した。さらに、「昨年度は10年前と比べて30%以上増加した。日本人にとって根強いリゾート地」と、堅調に成長を続けているマーケットであることを強調した。
 現在、ANAは東京ーハワイ間に246席仕様の787-9型機を1日3便投入中だ。つまり1日当たり片道738席を提供している計算。ただ、「搭乗率は90%を超えていて座整数が足りない状況が続いている」(平子社長)とのことで、従前から株主の間から特典航空券を使ってハワイ線を利用することができないなどといった不満が出ていた。
 この東京ーハワイ線にANAは、ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミークラス383席を装備した総座席数520席仕様の機体を投入する。3機体制となる2020年度以降、1日当たり片道1560席を投入することができるようになり、提供座席数の供給量は「現在に比べて二倍以上になる」。これにより、「特典航空券での利用がより容易になると考えている」(平子社長)とみており、株主が抱く不満の解消にも繋がるだろうと期待を寄せた。
 さらに平子社長は機内設備や各クラスのシートについて説明。ハワイ線に初めて導入するファーストクラスや新たな試みとなるカウチシート、さらには授乳など様々な用途に使うことができる多目的ルームを株主に紹介した。
 平子社長は「今年の秋には就航開始日や運航ダイヤ、発売時期などを発表する」としたほか、「A380のホノルル線就航を記念して、株主限定ツアーを提供する予定」にあることも明かした。詳細は現段階では未定とのことで、決定次第、株主に案内する。
 また、A380の整備体制については、「3機ということで効率的な体制をつくるべく現在検討している」(満倉達彦取締役)とコメント。「ライン整備以外については外部委託することを検討しており、A380を運航しているシンガポール航空、アシアナ航空、ルフトハンザなどが有力な委託先になろうかと思う」とし、「ほかにも高品質サービスを提供する整備会社があるため、全体を公平に評価して選定を進めていく」方針を示した。

全文はこちらからご欄下さい。


参考
ANA株総、A380全3機の導入予定時期公表www.jwing.net

実はこのニュースの中に本当だとしたら、大きな驚きが含まれています。

それは、ピンク太字にした部分、「3機体制となる2020年度以降、1日当たり片道1560席を投入することができるよう」と言っている点です。上で書いたように、現在は羽田空港へのエアバスA380乗り入れは規制されています。かといって、ANAがエアバスA380を運航するために貴重な羽田発着を捨てて、成田発着に変えるとは思えません。

となると考えられるのは、

  • 羽田空港へのエアバスA380乗り入れをANAが関係各所と交渉し、2020年から羽田便で運航開始

ということなのでしょうか?

これは非常に興味深い内容なので、今後ニュース等を楽しみにしていたいと思います。

秋以降にハワイ便特典航空券の座席確保のチャンス到来か?

ANAでは、来春のエアバスA380運航のスケジュール等を秋にも発表を予定しているとのことです。となると、現在特典航空券等を予約している便(成田発着便)にも当然影響が出てくるはずです。

さらに言えば、座席総数拡大に伴い、新たに特典航空券として割り当てられる座席数の増加も期待できます。来年春以降(恐らくGW前~)にハワイに行こうと思っている方で、かつ特典航空券を取れてない方は、チャンスが巡ってくるかもしれません。(恐らく空席待ちの方から優先されるのでは?と想像しますので、とりあえず空席待ちを入れておくのも良いかもしれませんね。

現在のホノルル線の特典航空券解放枠と今後の予想

激戦のホノルル線特典航空券の解放枠については、これまで多くのマイラーの方が検証を行ってくれています。その結果として導き出されている解放数の予測としては、以下の通りです。

ANA会員種別 ビジネスクラス エコノミークラス
東京-ホノルル Platinum 4 4
SFC 4 4
一般 2 2

この予測数をもとに、現在の機材(ボーイング787-9)と新機材(エアバスA380)の座席数を比較して、将来の特典航空券の解放枠数を予測してみたいと思います。(プレミアムエコノミーは除く)

ファーストクラス ビジネスクラス エコノミークラス
ボーイング787-9 40 189
エアバスA380 8 56 383
比率 140% 203%

こうして比較すると、ビジネスクラスは微増、エコノミークラスは激増ということになりますね。

この比率から予想すると、

ANA会員種別 ビジネスクラス
予想
エコノミークラス
予想
東京-ホノルル Platinum 5 8
SFC 5 8
一般 3 4

といった数字が妥当ではないでしょうか?

ビジネスクラスについては、有償顧客も多いと想定されるので、抑え目な数字になるのではないかと想像します。
その分、もしかしたらエコノミーについては、もっと開放枠数が増えるかもしれませんね。

いずれにせよ、今後のANAからの発表を注意深く見ておく必要がありそうですね。

ハワイに行くなら、SPGアメックスがおすすめ

ハワイに特典航空券で行くことができれば、後は旅行費用の大きな部分を占めるのがホテル代になりますね。

私が愛用しているSPG・マリオット系列のホテルは、ホノルル・ワイキキ周辺だけでも7軒あります。

  • The Laylow, Autograph Collection
  • コートヤード・ワイキキビーチ
  • ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパ
  • ロイヤルハワイアン,ラグジュアリーコレクションリゾート
  • シェラトン・プリンセス・カイウラニ
  • シェラトン・ワイキキ
  • モアナサーフライダー,ウェスティン・リゾート&スパ

場所や値段など様々ですね。

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