2017年夏の家族旅行は初めてのイタリアへ
ヨーロッパへの家族旅行は、パリ、ウィーンに続き、今回が3回目となります。
今回は、イタリア北部のミラノ・ベローナ・ベネチアを巡る旅となります。行程としては、
- 羽田→(ANA)→フランクフルト→(ルフトハンザ)→ミラノ
- 【ミラノ1泊】
- ミラノ→(鉄道)→ベローナ
- 【ベローナ1泊】
- ベローナ→(鉄道)→ベネチア
- 【ベネチア2泊】
- ベネチア→(ルフトハンザ)→フランクフルト→(ANA)→羽田
という4泊6日の旅になり、ちょうどイタリア半島の長靴の上部(北部)の部分を左から右へスライドするルートです。
フライトはANAとルフトハンザのファーストクラス・ビジネスクラス特典航空券を利用
今回の旅行で利用するフライトは、以下の通りとなります。
フライト | 私・娘 | 奥様 | |
羽田→フランクフルト | NH203便 | ビジネスクラス | ファーストクラス |
フランクフルト→ミラノ | LH246便 | ビジネスクラス | |
ベネチア→フランクフルト | LH327便 | ビジネスクラス | |
フランクフルト→羽田 | NH224便 | ビジネスクラス |
今回も我が奥様は、片道だけファーストクラスをご利用になられます。
本当は往復ともファーストクラスにしようと思っていたのですが、残念ながら復路は確保することができず、往路のみファーストクラスとなりました。
今回も前回のウィーンの時と同様に、約33万ANAマイルを利用して、特典航空券を発券しました。
ANA国際線ビジネスクラス特典航空券 2017年夏の家族旅行に向けて、1名分は確保済! しかし2名分は空席待ち!
私のような一般のサラリーマン家庭が毎年ビジネスクラスやファーストクラスで旅行に行けるのも、ANAマイルを大量に貯めているおかげです。ANAマイルを大量に貯める方法はこちらをご覧下さい。
出発当日、早めに羽田空港入りした理由
今回は羽田空港国際線駐車場を事前に予約し、万全の状態です。
羽田空港駐車場を確実に予約する方法については、こちらの記事をご覧下さい。
搭乗予定のNH203便は、24:50発なので、22時以降にチェックインすれば問題ないのですが、今回はお楽しみがあるため、相当早めに羽田空港に到着しました。
それは、「ANA SUITE LOUNGE」訪問です。
沸騰ワード10でお馴染みの芸能人の高橋真麻さんや、風間俊介さんが「神の領域」と呼んだ場所です。
今回は、妻が往路でファーストクラスを利用することから、「ANA SUITE LOUNGE」を利用することができるので、早めに到着する必要があったのです。
「ANA SUITE LOUNGE」利用券をオークションで1枚確保
しかしながら、ANA SUITE LOUNGEの利用資格は、
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をファーストクラスでご利用のお客様、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便にご搭乗のご同行者1名様
- ANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用の、ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー 、およびANAまたは他スターアライアンス加盟航空会社運航便をご利用のご同行者1名様
となっており、家族3名の我が家の場合は1名が入れなくなります。そのため事前に「ANA SUITE LOUNGE」利用券をオークションで確保しておいた訳です。
幸いにも比較的リーズナブルに入手することができました。
羽田空港ファーストクラスカウンターにてチェックイン
こでまで妻が搭乗したANAファーストクラスは、いずれもフランクフルト発羽田行きのフライトでしたので、羽田空港でANA SUITE Check-inを利用するのは初めてです。
赤い絨毯の敷かれているカウンターへ向かいます。時間が早いこともあり、待ち時間はゼロです。
ブログ用に写真を撮りまくっていたら、「ご家族で撮りましょうか?」とのことで、お言葉に甘えて、撮っていただきました。見るからにファーストクラス乗りなれていない人たちですね。
早々にチェックインを終了し、セキュリティチェックと出国審査を抜けて、制限エリアに向かいます。
いよいよ「ANA SUITE LOUNGE」へ
制限エリアに入り、妻と娘は免税店エリアを散策している間に、今回も〇〇〇で少しだけ両替をしておきます。
そして、いよいよラウンジへ向かいます。
エスカレータを上がると、いつもお馴染みのラウンジになりますが、今回は左手のANA LOUNGEではなく、右手のANA SUITE LOUNGEに向かいます。
扉の向こうには、これまた赤い絨毯のカウンターがあります。
カウンターでは、妻のファーストクラス搭乗券と、ラウンジ利用券を渡し、無事に3人とも入室できました。
ラウンジ内はこのような配置になっています。上部が窓に面したエリアになり、DINING hの左側にANA LOUNGEが接していることになります。また下部のナイフ・フォークのマークがある場所がビュッフェエリアになります。
通路の突き当たりを左に進み、窓側エリアに案内され、スタッフの方に飲み物を聞かれます。
ANA LOUNGEは全てセルフ方式なので、やはりSUITE LOUNGEは一味違いますね。
窓の外はこのような風景です。
まだ時間は18:30過ぎで、搭乗時間まで6時間近くあります。
時間限定の「DINING h」を経験
DINING hは、終日オープンしているのではなく、ディナー時間帯だけのオープンとなります。ですから夜便のフライトでないと、DINING hは利用できないのです。
夜便だとディナーに相当する機内食がないので、その分、こちらのラウンジにてしっかり食事をしてもらいましょうということでディナー時間帯のみオープンしています。
お目当てのDINING hは、ラウンジ内の一角にガラスで区切られたスペースになっています。ちょうどANA Loungeと厨房を挟んだような配置です。こちらはラウンジ側からガラス越しに撮った写真になります。
こじんまりとしたスペースに、20席ほどのテーブルと椅子がL字型に配置されています。
19:00オープン前から並ぶ
オープンは19:00ですが、5分ほど前からDINING h前には人が集まりはじめます。きちんと列を作るわけではなく、何となく集まっているという感じですが、皆さんオープンを今か今かと待っているのがヒシヒシと感じられます。
もちろん我が家もその集まりに参戦し、3組目でテーブルに案内されました。
このようにキチンとしたレストラン形式になっています。
箸袋のANAのロゴもゴールドです。
席でスタッフの方に料理や飲み物を注文し、前菜やサラダ等は、セルフで持ってくる形式になっています。
こちらのDINING hではメインを何品頼んでもOKですし、飲み物も飲み放題で、もちろん無料です。
期間限定のサイコロステーキを食す
月替わりで期間限定メニューがあり、ちょうどこの月は、「国産牛のサイコロステーキ」と「栃木産牛バラ肉の干瓢柔らか煮」の2種類でしたが、我が家は3人とも「サイコロステーキ」を注文しました。
事前に情報収集していたところ、期間限定メニューは数量限定で、早々に終了してしまうとのことで、今回はオープンと同時入店するために、早めに羽田空港に到着した次第です。
メインが来るまでに、前菜・サラダを取りに行きます。席から見て奥(写真右奥)がセルフコーナーになります。
こんな感じで取ってきました。
いよいよメインメニューのサイコロステーキ到着です。
ちゃんとした石皿にのって提供されます。
焼き加減もちょうど良く、柔らかく美味しいお肉でした。ちゃんとしたお店で食べたら結構な値段になりそうなお肉でしたので、ラウンジ利用券を入手した元は十分に取れたと思います。
食後にはもちろんデザートも準備されています。ANAオリジナルパフェです。
パフェも美味しくいただき、楽しみにしていた「DINING h」でのディナーは終了です。
でもこの時点でまだ20時。搭乗までにはさらに4時間以上もあります。。。。。
シャワーブースを利用
お腹一杯になったところでシャワーを浴びることにします。
妻と娘は自宅でシャワーを浴びてきたのですが、私はANAスイートラウンジにてシャワーを使ってみようと思い、あえてシャワーを浴びてきませんでした。
カウンターで「シャワーを使いたい」旨を伝えると、「混んでいるので、3時間近く待つことなる」とのことでしたが、まだまだ時間はあるので、待つことにして、呼び出し用のベルをもらいました。
呼ばれたのは、大体23時前でしたので、カウンターの方の予想通りでした。
カウンターでこのベルと引き換えに、シャワールームの電子キーを受け取り、この電子キーでシャワー室のロックを解除します。
シャワールームは、全部で4室だったと思います。このような感じで並んでいます。
シャワールームの内部とアメニティーグッズ
シャワールーム自体はそんなに広い空間ではありませんが、必要なものが機能的にまとまっています。
写真では一部欠けていますが、手前から洗面台と椅子、トイレ、シャワーブースと設置されています。
1回毎に清掃が入りますので、非常に清潔です。
アメニティは、バスタオル、フェイスタオル、ハンドタイル、シャンプー、リンス、化粧水等々、一通り全て揃っています。
この他にもドライヤーと、サーキュレーターまで準備されていました。またこんな注意書きも!
シャワーを浴びてサッパリとしました。
この時点でまだ23時過ぎ。搭乗まではさらに1時間以上あります。
シャワー利用後は、カレーとビール
シャワーを浴びた後は小腹がすいたので、カレーとビールをいただきます。
時間が時間なので、カレーはやや控えめに!
ANAのカレーはいつ食べても美味しいですね。
夏の夜のラウンジは冷える
23時を過ぎると、多くのフライトはすでに出発しており、だんだんとラウンジ内も人が少なくなってきます。
人が少なくなると、人の熱気がなくなるので、ラウンジ内がどんどん寒くなってきます。
暑がりな私は問題ないですが、女性などは冷えるので、機内同様に何か羽織れるものを持っていきましょう。
ちなみに妻は寒いのと眠いので、こんな感じで寝ていました。
いよいよ羽田発フランクフルト行NH203便に搭乗
初めて訪れた国際線「ANA SUITE LOUNGE」に滞在すること約6時間弱。最後の方はさすがにすることがなくなってしまいました。
いよいよ搭乗時間も近づいてきたので、「ANA SUITE LOUNGE」を後にし、搭乗口に向かいます。
とはいっても、搭乗口は、ラウンジを出てエスカレータを降りたら、その正面です。
まだ人はあまり並んだりしていませんでした。
搭乗時間になり、いよいよ搭乗開始です。
奥様はファーストクラスレーンから、私と娘はビジネスクラスレーンから搭乗です。
次回はNH203便搭乗記です。
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