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ANA国際線特典航空券の裏技? ハイシーズンでも少ないマイルでANA特典航空券を確保する方法!

2025年6月にANA国際線特典航空券の必要マイル数が改定

以前、こちらの記事でも紹介したように、2025年6月24日からANA国際線特典航空券の必要マイル数が改定となりました。

ANA国際線特典航空券必要マイル数が変更!主にハイ・シーズンの必要マイル数は大幅に増加!あなたはどうする?

特にハイシーズンは必要マイルの増加が顕著

主にハイシーズンを中心に、必要マイル数が大幅に増加し、路線によっては1.5倍のマイルが必要となります。

一例ではありますが、利用することが多いヨーロッパ路線の場合、以下の表のようにハイシーズンは1.5倍のマイルが必要となり、ハイシーズンのビジネスクラス利用の場合は180,000マイル必要となり、以前のレギュラーシーズンのファーストクラス利用と同等のマイルが必要となります。

欧州・ロシア2(Zone7)の場合

ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン、ミラノ、ストックホルム、モスクワ、イスタンブール

搭乗クラスローシーズンレギュラーシーズンハイシーズン
エコノミークラス45,00055,000改定前;60,000
改定後;78,000
プレミアム
エコノミークラス
67,00077,000改定前;82,000
改定後;107,000
ビジネスクラス110,000115,000改定前;120,000
改定後;180,000
ファーストクラス165,000190,000改定前;220,000
改定後;330,000

ANA便を利用したい、しかしこの大量マイルを避けたい」という場合には、日程を何とか変更して、ハイシーズンを避けるしかありません。

ちなみに欧州線の場合のシーズンチャートは以下のようになっており、いわゆる年末年始・ゴールデンウィーク・夏休み期間は、もれなくハイシーズンです笑。

2025年8月 家族がヨーロッパへ行くことに!

2025年8月に家族がフランス・ニースに行くことになりました。現地での予定が決まっているため、日程を動かすことはできません。まさにハイシーズンのど真ん中の期間です!

予定が決まったのが、6月中旬。

そこから急いでANA特典航空券を確保すべく行動しましたが、当然空席はなく、「空席待ち」。

ニースへの乗り継ぎを考慮し、該当日程のフランクフルト線・ミュンヘン線のエコノミークラス・プレミアムエコノミークラス・ビジネスクラス全てに空席待ちを入れました。(今回は家族分なので、空席待ちで席が確保できる可能性は低いのは承知の上です。)

正直、ビジネスクラス往復で18万マイルはかなり多いマイル数です。自分が行くわけではないので、最悪はエコノミーかプレミアムエコノミーでも良いかと密かに思っていました笑

結局、空席待ちは確保できず

ちょくちょくと特典航空券の予約画面からシートマップを眺めていましたが、時期も時期なので結構席が埋まっており、「席を確保するのは難しいかなぁ」と感じていました。

予想通り、搭乗日の2週間前(空席待ち期限)までに席は確保できず、ここから先は早いもの勝ちの状況となりました。

あとは発券期限の搭乗4日前までに空席を見つけて確保するのみです。

鍵となるのは「乗り継ぎ」

最終的に往復ともに、「羽田→ミュンヘン→ニース(復路は逆)」のルートにて確保することができました。

羽田・ミュンヘン間は往復ともにビジネスクラスを確保することができましたが、ミュンヘン・ニース間はエコノミークラスとなります。

今回は、2025年6月のルール改定により新たに可能となった「片道発券」を利用し、往復別々に片道ずつ発券しました。

ANA国際線特典航空券・提携特典航空券の片道発券が可能に!

というのも、復路のミュンヘン発のANA便は現地を11:15発のため、ニース出発の時間を考えると、前日にニース→ミュンヘンに移動し、ミュンヘンに1泊することになります。フランクフルト発の夜便に搭乗できれば、前泊はなくすことができるので、ギリギリまで空席を探そうと思ったためです。(結果的にニース→フランクフルトの特典航空券の空席がなく、ニース→ミュンヘン→羽田で確定となりました。)

羽田・ミュンヘン往復のANAビジネスクラス特典航空券は18万マイル、しかし・・・

羽田・ミュンヘン往復のANAビジネスクラス特典航空券は、ハイシーズンだと18万マイル(片道9万マイル)となります。

ご覧の通り、片道9万マイルで諸費用が33,350円となります。

ちなみに諸費用の内訳はこちらになります。

ルフトハンザ便を利用する場合

同じ羽田・ミュンヘン間にはルフトハンザ航空も就航しており、機材はエアバスA350になります。

ビジネスクラスの座席は、2人が横並びの席なので、1人での利用の場合は避けてしまいますね。

ルフトハンザ便を利用する場合、同じ日に利用した場合は、片道57,500マイル(往復では115,000マイル)となります。

そして諸費用は59,550円です。ANA便利用と比べて諸費用が高くなりますね。ANA便利用時と比較してみると、「航空保険特別料金等航空会社が定める費用」が高いことがわかります。

ルフトハンザ便を利用した場合は「提携航空会社特典航空券」の利用となり、必要マイル数は抑えられますが、その分諸費用は高いという結果となります。

この内容については、2024年の特典航空券の改定によって変更となった部分です。(提携航空会社特典航空券はシーズンにより必要マイル数に変更なし

ANA国際線特典航空券の必要マイル数が変更!ビジネス・ファーストクラス特典航空券の取得ハードルは上がるが、逆に取りやすくなることに期待!

羽田・ミュンヘン間をANA便を利用し、乗り継ぎでルフトハンザ便を利用すると

今回は羽田・ミュンヘン間でANAビジネスクラスを利用し、ミュンヘン・ニース間はルフトハンザ航空のエコノミークラスを利用します。

そうすると、必要マイル数は片道60,500マイル(往復で121,000マイル)となり、ANA便を利用しているのに、単独でANA便を利用するよりも必要マイル数が少なくなってしまうのです。

こちらは復路のみの情報になります。

ちなみに諸費用の内訳はこちらになります。

つまり、ANA便を利用していても、乗り継ぎで提携航空会社を利用すると、全体として「提携航空会社利用」として扱われ、必要マイル数も「提携航空会社利用」として計算されるようです。

この方法を活用すれば、たとえハイシーズンであっても、レギュラーシーズンとほとんど変わらないマイル数でANA便の特典航空券が確保できるということになります。

結論

結論としては「ANA便を利用しつつも、乗継便をうまく活用しよう!」ということです。

そうすれば、たとえハイシーズンであっても必要マイル数を抑えることができます。

しかし、残念ながらこの方法のデメリットもあります。

  • ANA便は空席待ちができるが、提携航空会社便は空席待ちができない。
  • 提携航空会社の便を予約しようと思っても、なかなか空きがない。
  • 提携航空会社便を利用すると、必要マイル数は抑えられる可能性があるが、諸費用は逆に高くなる可能性がある。
  • 出発直前まで利用便が確定しない可能性があり、事前に旅程等を確定しにくい。

ちなみにANA便を確保した上、後から乗り継ぎ便を確保しようとすると、場合によっては別々に確保することになりさらに多くのマイルが必要となったりしますので、お気をつけ下さい。

一番ベストな方法は、「ANA便の空席待ちが確保できた段階で、発券をする前にANAコールセンターに電話して、乗継便を一緒に発券してもらう」方法になります。

この方法だと、発券手数料2,200円はかかりますが、一気に乗継便まで発券することが可能です。

もしこの段階で乗継便の空席がない場合は、乗継便を特典航空券として発券するのをあきらめる(自腹で購入する)か、一旦ANA便を確保の上、乗継便の空席が出た段階でキャンセル手数料(3,000マイル)を払ってあらたに特典航空券を取り直すか、のいずれかになります。

乗継がある場合の特典航空券の取り方については、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひこちらの記事もご覧下さい。

ANA国際線特典航空券 乗り継ぎがある場合の予約方法の裏技!

ちなみに昨年イタリアに行った際には、乗継便は確保できずにANA往復便だけ確保(乗継便は自腹で購入)しました。

2024年イタリアへの旅(準備編)- 空席待ちのビジネスクラス特典航空券は確保できるか?

最後に

今回は、乗継便をうまく活用することで、ANA便を利用しつつも、特典航空券の必要マイル数を抑える方法をご紹介しました。

しかし、この方法もいずれ使えなくなってしまうかもしれません。

もしこれから旅行を計画されている方は、紹介した方法等もうまく活用して、貯めたマイルを効率的に使っていただければと思います。

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